皆さん白いスニーカーをなんとなく洗ってみて汚れがあまり落ちなかったなんて事ありませんか?

お気に入りのスニーカーはなるべく白く、長く愛用したいですよね。
筆者はエアフォースワンのオールホワイトを履いていますが、真っ白な靴を見た友人などか
- 「白いスニーカーは汚れが気になるから手が出せない」
- 「白いスニーカーの洗い方が分からない」
と言われることがよくあります。
洗い方がわからないため、汚れることを気にしてしまい、白い靴を避けている人が多いようです。
ですが筆者の経験上、洗い方や道具さえしっかりと理解していれば白いスニーカーの汚れも簡単に落とすことが可能です!
今回は筆者がエアフォースワンを洗う時のやり方と道具をご紹介します!
- 汚れてしまった白いスニーカーをきれいに洗いたい
- スニーカーを洗うときにどんな道具や洗剤を使えばいいか分からない
- スニーカーが汚れないよう予防する方法を知りたい
- 大切なスニーカーをしっかりメンテナンスしたい
Contents
- 1 今回洗うスニーカー:NIKE「AIR FORCE 1 ’07」
- 2 今回洗うスニーカーの汚れを確認
- 3 エアフォースワンをきれいに洗うために使用する道具
- 4 エアフォースワンのメンテナンスに使用する道具
- 5 エアフォースワンの汚れをしっかり落とす洗い方
- 6 エアフォースワンの汚れ対策!防水スプレーで定期的なコーティング
- 7 エアフォースワンはインソールを変更することで履き心地も向上!
- 8 ニューバランスのインソール「RCP280」に交換してスニーカーの履き心地を良くしよう!
- 9 インソール交換でナイキ「エアフォースワン」の快適さをアップ!ニューバランス「RCP150」がおすすめ!
- 10 スタンスミスにニューバランスのインソール「RCP130」を使って履き心地アップ!
- 11 ナイキ「エアマックス90」のインソールをKicks Wrap「AIR insole」に交換してみた!
- 12 エアフォースワンの履きシワやヒビ割れ対策!シューキーパーで保管する
- 13 エアフォースワンを保管するなら下駄箱はNG!シューズボックスがおすすめ
- 14 エアフォースワンの個性を出すならデュブレを交換してみよう
- 15 エアフォースワンの洗い方に関するよくある質問
- 16 まとめ
今回洗うスニーカー:NIKE「AIR FORCE 1 ’07」
NIKE(ナイキ)のスニーカーの中でも大定番モデルのひとつエアフォースワンです。
NIKE初のエアユニットを搭載したバスケットシューズで、厚みのあるミッドソールやサークル状のグリップが印象的なアウトソールなどが特徴です。
そのかっちりとしたシルエットは安定感がありながらスマートな印象も与え、時代や世代を超えて今なお愛されるスニーカー となっています。
今回洗うスニーカーの汚れを確認

今回洗うエアフォースワンの汚れを確認します。
比較的きれいではありますが所々で汚れが目立ちますね。

つま先も汚れが目立ちます
靴紐も土埃のような汚れがあります。

サイドは割ときれいに見えます。アウトソールはそれなりに汚れていますね。

かかとの部分には小傷や深い傷のようなものがぽつりと見えます。

エアフォースワンをきれいに洗うために使用する道具
大切なスニーカーをきれいにするなら道具が大事です。
筆者が今まで色々と試してきた中で使っていて失敗することが少なく使い勝手が良かったアイテムを紹介します!
ジェイソンマークのシュークリーナー
スニーカーシャンプーとも呼ばれるスニーカー用の洗剤です。
似たような洗剤は色々ありますが個人的にはジェイソンマークが1番使い勝手が良く気に入っています。
本当に汚れがよく落ちるんです!
少々お値段はお高いのですが、長持ちするのでコスパはいいです。
使い捨てのクリーナーや追加のブラシがついたコンプリートセットもあります
スターターセットには防水スプレーなども入っています
スニーカークリーナー
アウトソールの汚れを落とす消しゴムのようなクリーナーです。
これも必須と言えるでしょう!
スニーカー用をひとつ持っておくと重宝しますよ!
種類は色々ありますがフィーリングで選んでみてもOK
ステインリムーバー
こだわりたい人におすすめの汚れ落としです。革靴用の水性洗剤で合成皮革でも使えます。
ピンポイントで除去したい頑固な汚れがある場合や、アウトソールの小さな溝に入った汚れを落とす際に大活躍します。
こちらもひとつ持っておくと重宝します。
デリケートクリーム
革を保湿することで、劣化によるひび割れなどを防ぐクリームです。
エアフォースワンは履いているうちにヒビやシワの出来やすい靴です。
ヒビやシワを完全に防ぐということはなかなか難しいのですが、素材を乾燥させないためにもおすすめです。
こちらは皮革製品全般に使用できるのでバッグや財布などの保湿も可能です。
オキシクリーン
白い靴紐はオキシ漬けします。
海外製のオキシクリーンには界面活性剤が含まれているので汚れがよく落ちます。
白い素材には効果ありです。
ウタマロ石鹸
オキシ漬けした靴紐に汚れが残っていたらウタマロ石鹸で洗います。
ウタマロ石鹸には蛍光増白剤という漂白成分が含まれているので白い靴紐を洗うのには最適です。
買うなら使い勝手がいいシリコン製の専用ケース付きがおすすめです。
豚毛のブラシ
ほこりや簡単な泥を落とす作業からクリーナーの消しカス落としまで何かと重宝します。
日常的な簡易クリーニングとしてブラッシングに使うのもおすすめです。
エアフォースワンのメンテナンスに使用する道具
スニーカー用の防水スプレー
仕上げに防水スプレーでスニーカーをコーディングするのが鉄板です。
撥水効果もありますが、汚れを防止する効果も期待できます。一度の使用で1ヶ月くらい持続します。
大切に履きたいスニーカーをきれいに維持するなら必須のアイテムのひとつです。
各社それぞれ防水スプレーが出ていてどれにするか悩ましいところ。
ホームセンターなどに売っている用途が違う防水スプレーを使用すると
スニーカーが濡れてびちゃびちゃになってしまうことも…
絶対にスニーカー用を選んでください。
話題のcrepの防水スプレーに関しては下記の記事で紹介しています!

シューキーパー
大切なスニーカーを型崩れ少なく保管しておきたい場合はシューキーパーがおすすめです。
履きシワを伸ばしてくれたり、ひび割れを防止できます。
エアフォースワンは特につま先周辺にシワやひび割れが出来やすいのでシューキーパーがあると安心できます。
つま先の開きが調節できるちゃんとした木製のシューキーパーがエアフォースワンにはおすすめです。
実際に試してみた記事はこちら

エアフォースワンの汚れをしっかり落とす洗い方
それではエアフォースワンの洗い方をご紹介していきます。
汚れてしまったアッパーを洗う
まずは汚れてしまったスニーカーのアッパー部分を洗います。
アッパーとはスニーカー外側のソール以外の部分のことです。
靴紐をほどく
まずは靴紐をほどきます。
靴紐をほどいてしまった後に紐の通し方が分からなくなってしまうことがよくあります。
そんな方は靴紐をほどく前に写真を撮っておくといいでしょう。

靴紐をほどくとタンの部分から今まで見えていなかった汚れが見えてきました。
スニーカー用洗剤の準備
次にぬるま湯を張った風呂桶とジェイソンマーク「シューケアキット」を用意します。
洗濯にはぬるま湯がベストです。
熱すぎず冷たすぎない程度で用意しましょう。

ジェイソンマーク「シューケアキット」付属のジェイソンマーク「スタンダードシュークリーニングブラシ」は柔らかい豚毛です。洗剤が良く泡立ち、靴を傷つけることなく磨くことが可能な優れ物です。

ぬるま湯にジェイソンマーク「スタンダードシュークリーニングブラシ」を浸して軽く水分を含ませたら軽く水気を切ります。
スニーカーに水分はなるべくNGですが、洗剤を泡立たせるためには最低限の水分が必要です。
泡立たせるのが面倒!という方は泡立てた洗剤が直接出てくる泡タイプのクリーナーがあるのでこちらを使うのが良いと思います。
少し割高ですが手間も省けて間違いもありません。
洗剤をブラシに染み込ませる
ジェイソンマーク「スタンダードシュークリーニングブラシ」の上からプレミアムシュークリーナーを数滴垂らします。
最低限泡立てば汚れは浮かして取れるのでソリューションの量は少しでも構いません。

泡立たせながらブラッシングと拭き取り
シャカシャカと泡立てながら回すように軽くブラッシングしていきます。

満遍なく全体を磨いていくと次第に汚れが落ちていくのが分かります。

水分がスニーカーに染み込んでしまうとよくないのでこまめに古布で水分をよく拭き取りつつさらにブラッシングしていきます。
ブラッシングと拭き取りの工程はスニーカーの汚れに合わせて数回行っても構いません。

小傷のような頑固な汚れにはステインリムーバーを使う
ジェイソンマークを使ってブラッシングと拭き取りを何度か試しても取れない頑固な汚れにはM.モゥブレイ「ステインリムーバー」が有効です。

まず汚れていない適当な布にM.モゥブレイ「ステインリムーバー」を含ませます。(筆者は未使用の靴下を使っています)

M.モゥブレイ「ステインリムーバー」を染み込ませた部分を使って汚れを落としたいところをゴシゴシと磨きます。
水分はすぐに布で拭き取ります。

磨いているうちに以下のようにきれいになりました!


ステインリムーバーでも取れない汚れは油汚れの可能性があります。
油汚れの場合は落とし方がまた異なりますので以下の記事をご覧ください。

自然乾燥する
洗い終わったら風通しのいい場所で陰干しします。
最小限の水で洗い、拭き取りをよくやっていたのでスニーカーはそこまで濡れていないはずです。
ついつい日向で干したくなってしまいますが、日向で乾燥すると紫外線によって靴が傷んだり黄ばみの原因になったりします。
よく乾くまで風通しのいい場所で陰干ししましょう。

エアフォースワンの汚れた靴紐もきれいに洗います
スニーカーがきれいになっても、靴紐が汚レていたら台無しです。
白い靴紐の汚れも落ちないと思っている方が多いようですが、ある程度までは白くきれいに戻すことが可能です。
ただ限度がありますので、あまりにひどい汚れの場合は潔く新しい靴紐を買うことをおすすめします。
Crepのシューレースは撥水加工されているので汚しがちな方におすすめ
ということで次に靴紐を洗います。
汚れの具合は下記の写真の通りですがかなり汚れています。
土埃のような色にも見えますね。土埃のような汚れならわりときれいに落とせます。

汚れてしまった白い靴紐にはオキシ漬けが有効

白い靴紐は漂白が可能なので今回はオキシ漬けにします。
外国製のオキシクリーンには界面活性剤が含まれているため、汚れた靴紐を洗いつつ白く仕上げることができます。
オキシクリーンを40〜60度のお湯で溶かす
電気ケトルでお湯を沸かしたら風呂桶でオキシクリーンのスプーン1杯(約30g)をお湯で溶きます。

その後お湯と水を混ぜ合わせて40〜60度のオキシ液を作ります。
洗剤には直接触らない方がいいので、触らずになんとなくぬるま湯っぽくできればOKです。

靴紐を投入して漬け置きする
靴紐をオキシ液に漬け置きします。
オキシクリーンの説明によると最低20分、最大4時間ほどの漬け置きが推奨されているようです。
今回は2時間漬け置きしました。

漬け置き後オキシ液をすすぐ

漬け置きが終わったらオキシ液を捨てて靴紐をよくすすぎます。
ウタマロ石鹸で洗う

靴紐にまだ汚れが残っていた場合は更にきれいにするべく「ウタマロ石鹸」を使ってゴシゴシ洗います。

「ウタマロ石鹸」の固形タイプには蛍光増白剤という成分が含まれているため、白い素材を白く洗うのに適しています!
ちなみにシリコン製のケース付きが握りやすくておすすめです。
今回はダイソーで買ったブラシも使ってゴシゴシ洗いました。

しっかり水ですすいだら完了です。
靴紐を洗う際はある程度までは綺麗になりますが、完全に真っ白に戻すのはなかなか難しいんですよね。
気になる場合はいっそ新しい靴紐を購入しましょう。
Crepのシューレースは撥水加工されているので汚しがちな方におすすめ
自然乾燥する
洗い終わった靴紐は風通しのいい場所に吊るして乾燥させてください。黄ばんだりすると困るので僕は靴紐も陰干しします。
靴紐はジャブジャブ洗ったので乾くまで少し時間がかかると思います。(一晩くらいかかりますかね)

エアフォースワンを自然乾燥したら仕上げの工程
洗ったエアフォースワンの乾燥が終わりました。次は仕上げの工程です。

スニーカークリーナーでエアフォースワンのアウトソールの汚れを落とす

アッパーの乾燥が終わったら次はアウトソールの汚れを落とします。
消しゴムのようなスニーカークリーナーを利用してアウトソールをきれいにしていきます。
根気よくゴシゴシやっていると段々きれいになってきます。
どうしても届かない所や頑固な汚れにはM.モゥブレイ「ステインリムーバー」を使います。
タオルなどの布にM.モゥブレイ「ステインリムーバー」を軽く浸してゴシゴシ磨いていきます。
その際に水分はすぐに拭き取ってください。

エアフォースワンの皮革を美しく保つなら保湿クリームがおすすめ
次にクリームを使って革に栄養を与えて保湿します。
クリームを使うことで乾燥による革のひび割れやシワを防ぐ効果があります。
きれいになったエアフォースワンにM.モゥブレイ「デリケートクリーム」を塗りこみ栄養を与えます。

不要な布(汚れのないものがいい)にクリームを塗布して、皮革面で軽く回すように塗り込み保湿していきます。
ベトベトするのでしっかり伸ばしてスニーカーの皮革部分全体に行き渡らせます。
靴紐を結ぶ
靴紐が乾きました。洗う前と比べてみると下記のような仕上がりです。

金属でできた「デュブレ」を通してエアフォースワンに靴紐を通したら完成です!
完成!かなりきれいになりました!

エアフォースワンを洗う工程が完了しました。
ビフォーアフター;全体

ビフォーアフター;つま先

ビフォーアフター;かかと

全体的にかなりきれいになったかなと思います。
続いてはメンテナンスやカスタマイズについてです。
エアフォースワンの汚れ対策!防水スプレーで定期的なコーティング
きれいに洗った後は大事なスニーカーが汚れないように予防をすることも大事です。
個人的に定期的にやっているメンテナンスやカスタマイズをご紹介します。
防水スプレーのやり方とコツを紹介
最後に絶対忘れちゃいけない防水スプレーです。スニーカーの表面に水や汚れを防止する膜を作ります。

防水スプレーの缶を振る
缶を振って中の液体を均等になるようならしてください。
防水スプレーを吹きかける
2、30cm離れた場所から防水スプレーを全方向から振りかけます。
スニーカーとスプレーをつい近づけたくなりますが、近すぎるとスニーカーがびちゃびちゃになるので気をつけてください。
自然乾燥して定着させる
風通しの良いところで30分陰干しします。
1~3の工程を二回繰り返す
この工程を二回繰り返すことで強力な防水の膜を作ることが可能です。
かなり効果的なのでぜひ試してください。
巷で噂の防水スプレーを試してみた記事はこちら

エアフォースワンはインソールを変更することで履き心地も向上!
汗染みの定着しやすいインソールはきれいに洗う事が不可能です。
スニーカー付属のインソールをきれいに取っておきたい場合は履き心地も向上するので別売りのインソールに交換するのがおすすめです。
筆者はニューバランスのインソールをよく利用していますが足裏に張り付くような感触が快適でおすすめです。
ニューバランスのインソール3種類を比較してみた!

インソールをそれぞれ個別に試してみた記事はこちら
エアフォースワンの履きシワやヒビ割れ対策!シューキーパーで保管する
エアフォースワンはカチッとしている分つま先部分にシワやヒビができやすいスニーカーです。
履き終わったらシューキーパーを使って保管することでシワなどを抑えるのが理想的です。
爪先の部分の幅が調整できるシューキーパーだとしっかりシワを伸ばしてくれるのでおすすめです。
エアフォースワンでシューキーパーを実際に試してみた記事はこちら

エアフォースワンを保管するなら下駄箱はNG!シューズボックスがおすすめ
エアフォースワンは高さもある靴なのでハイカットなども収納できるシューズボックスがおすすめです。
また下駄箱には湿気が多いのでスニーカーを保管することに適した環境とは言えません。カビが発生したりします。
下記の記事で紹介しているシューズボックスは筆者も利用していますがコスパが良いのでおすすめです。
コスパ良しでおすすめのシューズボックスの記事はこちら

エアフォースワンの個性を出すならデュブレを交換してみよう
付属品のシルバーのデュブレに飽きたらお好みでカスタマイズしてみるのもおすすめです!
通販でもオリジナルの刻印が入れられたりカラフルなデュブレが売っています。
NIKE原宿でも様々な種類の公式デュブレを購入することが可能です。
NIKE原宿でカラフルなデュブレを購入してみた記事はこちら

エアフォースワンの洗い方に関するよくある質問
エアフォースワンは洗ってもいいですか?
洗っても大丈夫です。
洗いたいエアフォースワンの素材をチェックして素材に適したクリーニングをしましょう。
洗濯機などの丸洗いはNGです。手洗いで優しく洗うことを心がけてください。
エアフォースワンは何年持つ?
履いた回数や洗い方などによって変わるため、一概には言えませんが、筆者が使っているオールホワイトのエアフォースワンは週2、3日の使用と定期的なクリーニングによって5年目でも比較的きれいに履けています。
なぜスニーカーは水洗いしてはいけないのですか?
エアフォースワンに使用されている天然皮革、合成皮革、ソールに使われているゴムは水分にとても弱い素材です。
水分によって柔らかくなってシワができてしまったり、色落ちしてしまうこともあります。
水洗いするにしてもなるべく少量で行うことを心がけるのがおすすめです。
まとめ




NIKE「エアフォースワン」ホワイトが汚れてしまっても、道具や手順をしっかり考えて洗えばきれいに履き続けることができます。
こまめにメンテナンスをしつつも履き続けて出てくるシワなども味として楽しめるとよりスニーカーを楽しめると思います。
皆さんもエアフォースワンをスマートに履きこなしてくださいね!
スニーカーの洗い方まとめ!

スニーカーの洗い方に関連する記事はこちら
スニーカーのメンテナンスに関連する記事はこちら