履き続けているエアフォース1のかかとがすり減り、もう少しで靴底に穴が開きそうになったため、靴用補修剤の「シューグー」を使って補修しました。

実際に作業してみると、補修する範囲をマスキングし、シューグーを少量ずつ塗ることが、形を整えやすくするポイントでした。
この記事では、実際に撮影した写真を使いながら、シューグーの使い方、必要な道具、乾燥時間、失敗しやすい部分、固まったシューグーを剥がすときの注意点まで紹介します。
シューグーを使った結論
- 靴底の汚れと水分を落としてから作業する
- 補修部分の周囲をマスキングすると形を整えやすい
- 一度に厚く盛らず、少量ずつ塗る
- 付属のヘラで周囲との段差を小さくする
- 公式の硬化目安は約12〜24時間
- 厚く塗った場合は、余裕を持って乾燥させる
- 厚みが足りない場合は、乾燥後に重ね塗りできる
今回は白いエアフォース1の靴底に合わせて、ホワイトのシューグーを使用しました。
先に結論をお伝えすると、シューグーは靴底に穴が開く前の軽いすり減りを、自宅で補修したい人に向いています。
一方で、ソールが広範囲に剥がれている場合や、靴底そのものが劣化している場合は、無理に自分で直さず靴修理店へ相談した方が安心です。
シューグーとは?|靴底のすり減りを補修できる補修剤
シューグー(SHOE GOO)は、すり減った靴のかかとや、靴底の小さな欠けなどを自宅で補修できる靴用補修剤です。
乾燥すると弾力のある合成ゴム状になり、かかとのすり減り補修や、部分的なソール剥がれの接着などに使えます。

- 自宅でかかとのすり減りを補修できる
- 乾燥後は弾力のあるゴム状になる
- 少量ずつ重ねて形を調整できる
- 乾燥するまで靴を履けない
- においがあるため換気が必要
- 塗り方によって仕上がりに差が出る
| 商品名 | SHOE GOO(シューグー) |
|---|---|
| 主な用途 | かかとのすり減り、小さな欠け、部分的なソール剥がれの補修 |
| 主なカラー | ホワイト、ブラック、ナチュラルなど |
| 公式の硬化目安 | 約12〜24時間 |
| 乾燥後の状態 | 弾力のある合成ゴム状 |
| 作業時の注意 | においがあるため、換気できる場所で作業する |
公式では約12〜24時間で硬化すると案内されています。ただし、乾燥にかかる時間は、塗った厚みや作業環境によって変わる可能性があります。
厚めに補修した場合は表面だけで判断せず、余裕を持って乾燥させてから履く方が安心です。
シューグーの色はどれを選ぶ?
シューグーは、補修する靴底の色に近いものを選ぶと、補修した部分が目立ちにくくなります。
| カラー | 向いている靴 | 選ぶときの注意点 |
|---|---|---|
| ホワイト | 白いスニーカー、白い靴底 | 靴底の白さによっては色の差が見える場合がある |
| ブラック | 黒いスニーカー、革靴、ブーツの黒い靴底 | 白や明るい色の靴底には目立ちやすい |
| ナチュラル | 色を合わせにくい靴底、補修部分を目立ちにくくしたい場合 | 完全な無色透明ではないため、商品色を確認して選ぶ |
今回補修したエアフォース1は靴底が白いため、ホワイトを選びました。
色選びで迷った場合は、靴の側面ではなく、実際にシューグーを塗る靴底の色に合わせるのが基本です。
シューグーで補修しやすい状態・修理店へ相談した方がよい状態
シューグーは便利な補修剤ですが、靴の破損状態によっては自分での補修が難しい場合があります。
シューグーで補修しやすい状態
- かかとが部分的にすり減っている
- 靴底に穴が開く前の状態
- 靴底に小さな欠けがある
- ソールの一部が少し浮いている
- 靴底の滑りやすい部分を補強したい
靴修理店へ相談した方がよい状態
- 靴底に大きな穴が開いている
- ソールが広い範囲で外れている
- エアユニットなど靴底内部の構造が露出している
- 靴底全体が硬くなり、ひび割れている
- 素材そのものが崩れている
- 高価な靴で、仕上がりを重視したい
シューグーはさまざまな靴底の補修に使えますが、素材や劣化状態によっては密着しにくい可能性があります。不安な場合は目立たない部分で確認し、広範囲の破損は靴修理店へ相談してください。
かかとに穴が開く前に補修した方が作業しやすい
靴底の削れが大きくなるほど、シューグーを塗る量が増え、元の形に近づける作業も難しくなります。
今回のエアフォース1も、もう少し削れると靴底に穴が開きそうな状態でした。完全に穴が開く前に補修したため、すり減った部分へシューグーを足す形で作業できました。

靴底内部まで傷む前に補修した方が、少ない量で形を整えやすくなります。
シューグーの使い方|エアフォース1のかかとを補修した手順
ここからは、実際にエアフォース1のすり減ったかかとを補修した手順を紹介します。

準備するもの
今回の作業では、シューグー、付属のヘラ、マスキングテープを使用しました。
- シューグー
- 付属のヘラ
- マスキングテープ
- 靴底の汚れを落とす布
- 紙やすり
- 必要に応じて使い捨て手袋
- 汚れてもよい紙や敷物
紙やすりは、乾燥後のデコボコを整えたい場合に使用します。手への付着や作業場所の汚れが気になる場合は、手袋や敷物も用意しておくと安心です。
最初に、補修する部分の砂や汚れ、油分を落とします。
靴全体を洗った場合は、靴底まで完全に乾かしてから作業してください。水分や汚れが残っていると、シューグーが密着しにくくなる可能性があります。

シューグーが靴の側面や補修したくない部分へ付着しないように、すり減った部分の周囲へマスキングテープを貼ります。
元の靴底の形を意識しながらテープを貼ると、シューグーを塗る範囲が分かりやすくなります。厚みを出したい部分では、テープを土手のように使うと形を整えやすくなります。

すり減った部分へ、シューグーを少量ずつ塗ります。
一度に大量に盛ると形を整えにくく、内部まで乾燥するのにも時間がかかります。最初は少なめに出し、削れた部分へ押し込むように塗りました。
厚みが足りない場合は後から追加できるため、最初から必要以上に盛らない方が調整しやすいです。

付属のヘラを使い、シューグーをすり減った部分へ広げながら形を整えます。
周囲の靴底との段差をできるだけ小さくし、ヘラを一方向へ動かすと表面を整えやすくなります。ヘラに付いたシューグーは、こまめに拭き取りながら作業しました。
乾燥後に紙やすりで削ることもできますが、塗った段階でできるだけ形を整えておく方が、後の作業を減らせます。


シューグーを塗り終えたら、換気できる安全な場所で自然乾燥させます。
公式の硬化目安は約12〜24時間ですが、塗った厚みや室温などによって乾燥時間が変わる可能性があります。厚く塗った場合は、表面が固くなっただけで判断せず、余裕を持って乾燥させてください。

補修後すぐに履かず、内部まで乾燥する時間を確保しましょう。

シューグーが乾燥したら、マスキングテープを外して仕上がりを確認します。
厚みが足りない場合は、表面の汚れを落としてからシューグーを重ね塗りします。デコボコが気になる場合は、紙やすりを使って少しずつ形を整えます。
左右の靴底を見比べ、片方だけ極端に厚くなっていないかも確認してください。
今回のように、靴底へ穴が開く前のすり減りであれば、シューグーを少量ずつ重ねながら形を整えられました。白いエアフォース1には、ホワイトを使用しています。
シューグーの補修で失敗しないためのポイント
一度に厚く盛りすぎない
一度に大量のシューグーを盛ると、表面を整えにくくなり、内部の乾燥にも時間がかかります。

最初は少量を塗り、乾燥後に不足している部分へ重ねる方が、厚みを調整しやすくなります。
マスキングテープを使う
マスキングテープを使うと、靴の側面などへの付着を防ぎながら、補修部分の輪郭を作れます。

特に白いスニーカーは、補修したくない部分へシューグーが付くと目立ちやすいため、マスキングしてから作業するのがおすすめです。
補修面を完全に乾かす

洗った直後や、靴底に水分が残っている状態では作業しないようにします。
汚れや水分が残っていると密着しにくくなる可能性があるため、補修面を清掃し、完全に乾燥させてから塗ってください。
左右の靴底を見比べる
片方だけシューグーを厚く盛りすぎると、左右で靴底の高さが変わる可能性があります。

元の靴底の形や、反対側の靴と見比べながら少しずつ調整します。
十分に乾燥させてから履く

表面が固くなっていても、厚く塗った内部まで乾燥しているとは限りません。
補修後すぐに履かず、塗った厚みと作業環境に合わせて余裕を持って乾燥させてください。
換気できる場所で作業する
シューグーは作業中ににおいを感じます。窓を開けるなど、換気できる場所で作業してください。

乾燥中も、子どもやペットが触れない安全な場所へ置いておきましょう。
シューグーで軽いソール剥がれを補修するときの注意点
シューグーは、ソールの一部が少し浮いているような、軽い剥がれの補修にも使われます。
ただし、今回筆者が実際に行ったのは、エアフォース1のかかとのすり減り補修です。以下はソール剥がれを補修する場合の一般的な流れとして紹介します。
- 剥がれた面の砂や汚れを落とし、完全に乾かす
- 接着面へシューグーを薄く塗る
- 剥がれた部分を元の位置へ戻して圧着する
- 靴の形を崩さない範囲でテープなどを使って固定する
- 十分に乾燥させてから固定を外す
ソールが広い範囲で外れている場合や、靴底の素材そのものが崩れている場合は、接着しても再び剥がれる可能性があります。

完全に外れたソールや広範囲の剥がれは、無理に自分で直さず靴修理店へ相談した方が安心です。
固まったシューグーの剥がし方|靴を傷めにくい順番
シューグーを厚く塗りすぎた場合や、形を整え直したい場合は、靴底を傷めないように少しずつ取り除きます。
筆者は今回の補修でシューグーを全面的に剥がす作業までは行っていません。靴底の素材やシューグーの密着状態によって結果が異なる可能性があるため、以下は無理のない範囲で行ってください。
- シューグーが完全に乾いているか確認する
- 端に浮いている部分があれば、指で少しずつめくる
- 樹脂製のヘラなどを使い、靴底との隙間を少しずつ広げる
- 厚く盛った部分を無理のない範囲で取り除く
- 残ったデコボコを紙やすりで少しずつ整える
- 再補修する場合は、削りかすや汚れを落としてから塗り直す
無理に引っ張ると、シューグーと一緒に靴底の表面まで剥がれる可能性があります。端から少しずつ作業してください。
溶剤や刃物の使用には注意が必要です
除光液やアセトンなどの溶剤は、靴底の塗装や接着部分へ影響する可能性があります。カッターなどの刃物も、シューグーだけでなく靴底そのものを傷つけるおそれがあります。
素材への影響を判断できない場合や、きれいに剥がせない場合は、無理に続けず靴修理店へ相談してください。
シューグーに関するよくある質問
- シューグーは何時間で乾きますか?
-
公式では、約12〜24時間で硬化すると案内されています。
ただし、乾燥時間は塗った厚みや室温などによって変わる可能性があります。厚く塗った場合は、表面だけで判断せず、余裕を持って乾燥させてください。
- シューグーは重ね塗りできますか?
-
厚みが足りない場合は、乾燥後に重ね塗りできます。
一度に大量に盛るよりも、最初は少量を塗り、乾燥後に不足分を追加する方が形を調整しやすくなります。重ね塗りする前に、表面の汚れや削りかすを落としてください。
- シューグーはどのくらいの量を塗ればよいですか?
-
必要な量は、靴底のすり減り方によって異なります。
最初から元の高さまで一度に盛ろうとせず、削れた部分へ少量を塗り、ヘラで形を整えながら必要に応じて追加する方法が失敗しにくいです。
- エアフォース1のかかとにも使えますか?
-
今回は、白いエアフォース1のすり減ったかかとへ、ホワイトのシューグーを使用しました。
靴底に穴が開く前の状態だったため、削れた部分へシューグーを足す形で補修できました。靴底内部まで露出している場合や、破損が大きい場合は、靴修理店への相談も検討してください。
- ホワイト・ブラック・ナチュラルのどれを選べばよいですか?
-
基本的には、シューグーを塗る靴底の色に近いものを選びます。
- 白い靴底:ホワイト
- 黒い靴底:ブラック
- 色を合わせにくい靴底:ナチュラル
ナチュラルは完全な無色透明とは限らないため、購入前に商品画像やカラー表記を確認してください。
- シューグーはソール剥がれにも使えますか?
-
ソールの一部が少し浮いているような、軽い剥がれの補修に使われます。
ただし、広範囲の剥がれや、靴底の素材自体が崩れている場合は、シューグーだけで直すのが難しい可能性があります。
まとめ|シューグーは穴が開く前のかかと補修に使いやすい
今回は、もう少しで穴が開きそうになっていたエアフォース1のかかとへ、ホワイトのシューグーを使用しました。
実際に補修して分かったポイントは、補修範囲をマスキングし、シューグーを少量ずつ塗り、ヘラで形を整えることです。
公式の硬化目安は約12〜24時間ですが、厚く塗った部分は乾燥に時間がかかる可能性があります。補修後すぐに履かず、余裕を持って乾燥させてください。
シューグーが向いている人
- かかとに穴が開く前の軽いすり減りを補修したい人
- 自宅で少しずつ形を調整しながら作業したい人
- 乾燥させる時間を確保できる人
- 多少の仕上がりの違いを許容できる人
急いで購入しなくてもよい人
- 靴底に大きな穴が開いている人
- ソール全体が剥がれている人
- 新品に近い仕上がりを求める人
- 補修した靴をすぐに履く必要がある人
- 高価な靴を自分で補修することに不安がある人
白いエアフォース1や白い靴底のかかとを補修したい場合は、今回使用したホワイトが選びやすいです。
黒い靴底にはブラック、色を合わせにくい靴底にはナチュラルが候補になります。
黒い靴底に使うシューグー
色を合わせにくい靴底に使うシューグー
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