指紋認証、ICカードが使える!「SESAMEタッチ」で自宅の鍵がより便利になりました。

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指紋認証、ICカードが使える!「SESAMEタッチ」で自宅の鍵がより便利になりました。

戸建ての購入を期にスマートロック「SESAME4」を導入しました。
スマホやApple Watchを使って玄関の鍵の解錠、施錠ができるというアイテムです。
(現在は最新の「SESAME5」も登場しています)

鍵を持ち歩く必要がなくなって便利です!

「SESAME」についてはこちらの記事でも紹介しています

そんな「SESAME」と連携して玄関の鍵をさらに便利に拡張する周辺機器「SESAMEタッチ」「SESAMEタッチPro」という周辺機器が発売されました。

SESAMEタッチ」は指紋、ICカードを読み取ることで鍵の解錠が可能になるものです。

そこから更にダイヤルキーがついて暗証番号で鍵の解錠、施錠ができるものが「SESAMEタッチPro」です。
筆者は「SESAMEタッチ」を購入。人気のため納期までが長かったのですが、先日ついに自宅に届きました。

使ってみましたがとても良い!
これは「SESAME」を使うなら絶対買うべきアイテムです!

初期設定のやり方や使い勝手をご紹介します!

この記事はこんな人におすすめ
  • 自宅の鍵を指紋認証ICカード認証に対応させてみたい
  • 「SESAME」をさらに便利に使いたい
  • Apple Watchでの開錠・施錠をもっとスピーディに行いたい

「SESAMEタッチ」と「SESAMEタッチPro」について

「SESAMEタッチ」について

CANDY HOUSE「SESAMEタッチ」
総合評価
( 4 )
メリット
  • 「SESAME」と連携して指紋、ICカードで鍵を開けられるようになる
  • ダブルロックの一括解錠が可能
  • IP65に準拠した防水防塵仕様
  • 驚愕のコストパフォーマンス
  • 「SESAME」との連携も簡単!
デメリット
  • 指紋認証の精度はかなり高いが完璧ではない

SESAMEタッチ(セサミタッチ)は、セサミ5などスマートロックを解錠できるカードリーダー。スマホを持たない子供や高齢者がカードや指紋で鍵の解錠ができます。専用カード不要で、suica(スイカ)やPASMO(パスモ)などFeliCaやMIFARE搭載のカードがご使用可能です。

SESAMEタッチ – CANDY HOUSE JAPAN

ということで「SESAMEタッチ」を利用すると「SESAME」のスマートロックと連動して

  • 登録した指紋による鍵の解錠
  • 登録したICカード(suicaやPASMOなどのFeliCaやMIFARE搭載のカード)による鍵の解錠

以上のことが可能になる「SESAME」の周辺機器です。

「SESAMEタッチPro」について

  • 登録した指紋による鍵の解錠
  • 登録したICカード(suicaやPASMOなどのFeliCaやMIFARE搭載のカード)による鍵の解錠

という「SESAMEタッチ」の機能に加えて

  • キーパッドが搭載。暗証番号の入力による鍵の解錠・施錠

SESAMEタッチ」の機能に加えてキーパッドでの暗証番号入力による解錠・施錠が可能になる「SESAME」の周辺機器です。

「SESAMEタッチ」シリーズに必要な「SESAME」について

「SESAME」シリーズは玄関の鍵に設置してモーターでドアを開け閉めしてくれるスマートロックと呼ばれる機械です。
スマホや様々な周辺機器と連携することで鍵を持たずとも鍵が開け閉めできるようになります。

セサミはドアノブに設置する小さなロボットです。

扉の内側のサムターン(鍵のツマミ)にセサミを被せると、セサミがモーターで鍵を開け閉めしてくれます。

工事や工具は一切必要ありません。

SESAME(セサミ)スマートロックとは | SESAME (セサミ)

「SESAME」シリーズは「CANDY HOUSE」というアメリカ・シリコンバレーの会社が運営しています。
世界中で販売されているからこそ実現できる圧倒的なコスパ、親切丁寧なサポートなどで人気を博しています。

CANDY HOUSEはアメリカ・シリコンバレーに本社を持つスマートロボットの会社です。現在はアメリカの他にも台湾に生産拠点を置き、日本にもオフィスを置いて活動しています。2015年2月に米クラウドファンディングにてスマートロック 「SESAME」として発表。取付が簡単かつ操作もシンプルでデザインも良い所が受けて、約1.4億円を集め、現在ではアメリカを始め、ヨーロッパ、アジア、日本など世界中で約5万台のセサミが使われています。2017年11月の日本上陸以降、Amazonでご購入いただいたお客様からの平均評価が5点満点中4.4点と、大変高い評価をいただいております。

CANDY HOUSE JAPAN のプロジェクト|マクアケ

「SESAME」公式サイトはこちらから

「SESAMEタッチ」の特徴

「SESAME」だけでもスマホやApple Watchから鍵の解錠・施錠ができてかなり便利なのですが、そんな「SESAME」の機能を便利に拡張できる「SESAMEタッチ」の特徴について詳しくご紹介します。

指紋認証による解錠

SESAMEタッチ」にはスマホよりも大きな指紋認証のセンサーを搭載していて、スムーズな指紋の認識が可能。


また、指紋の最大登録数は100枚までなので家族が多くても安心です。
実際に試してみましたが、指紋認証の応答速度も及第点だと思います。
(筆者は「SESAME4」ですが「SESAME5だともっと速いそうです」)

ICカードによる解錠

SESAMEタッチ」にはカードリーダーが内蔵されていて、FeliCa(Suica、PASMOなど)MIFARE搭載のカードを使った鍵の開錠が可能。


こちらも、ICカードの最大登録数は100枚までなので家族が多くても安心ですね。
もちろんスマホやスマートウォッチに登録したカードにも対応しているので、iPhoneやApple Watchからの解錠もスムーズにできますね。(アプリから解錠する場合少しのタイムラグが気になります)

ダブルロックの一括解錠が可能

これが一番嬉しい機能ですが、ダブルロックに登録した「SESAME」の一括解錠が可能です。
これまではスマホ、Apple Watchのアプリからダブルロックのドアを解錠する場合はそれぞれの鍵をタップする必要があり面倒でした。
オートメーションを使って自動化する方法も使いましたが解錠までのスピードや精度がイマイチでヤキモキしていました。
SESAMEタッチ」「SESAMEタッチPro」を利用するとダブルロックが同時に解錠できるのでとても便利。
またダブルロックの片側のみ施錠されていた場合もよしなにやってくれます。

SESAMEでダブルロックを操作する方法についてはこちらで説明しています。

IP65に準拠した防水防塵仕様

SESAMEタッチ」「SESAMEタッチPro」は玄関の外側に取り付けて使用する機器なので、雨風などによる故障がないか気になるところですが、IP65に準拠した防水防塵仕様になっているので、屋外でも安心です。

「SESAME」との連携も簡単!

筆者は自宅玄関のダブルロックに設置した「SESAME4」と「SESAMEタッチ」を連携しましたが、アプリを介してスムーズに使用できました。よくできてますね。

驚愕のコストパフォーマンス

製品名公式サイトでの販売価格
SESAMEタッチ¥2,980 (税込¥3,278)
SESAMEタッチPro¥3,980 (税込¥4,378
SESAMEタッチシリーズの価格

それぞれ上記表の通りの価格で公式サイトでは販売されています。圧倒的なコストパフォーマンスですね。
スマートロック本体の「SESAME5」が¥3,980 (税込¥4,378)
ネット環境と「SESAME」を接続する「Wi-Fiモジュール」が¥2,980 (税込¥3,278)なので全てを揃えても競合他社の製品よりも安価です。

「SESAMEタッチ」では施錠ができない?

SESAMEタッチ」では「施錠ができない」という情報もありましたが、試してみたところ可能なようです
施錠の方法は「登録されていない指紋で認証」すればOK。
登録されていない指紋で認証にトライするとドアが施錠されるようにできているようなのでその機能を利用しました。

「SESAMEタッチ」の設置方法

それでは筆者が「SESAMEタッチ」を自宅の玄関に設置したやり方を紹介します。

「SESAMEタッチ」の外観

SESAMEタッチの外箱
「SESAMEタッチ」の外箱は質素。コストダウンへの努力だと思います。

SESAMEタッチ」が届きました。外箱は質素ですが、これは「SESAME」シリーズに共通しています。
コストダウンのためにパッケージにはお金をかけないということだと思いますが、個人的には好感が持てます。

「SESAMEタッチ」本体

「SESAMEタッチ」本体はコンパクト
「SESAMEタッチ」本体はコンパクト。下部に指紋認証。上部にICカードリーダーがついいています。

箱から開けてみると「SESAMEタッチ」本体はコンパクト。
重量感もそこまでないので両面テープで玄関に貼り付けても重量が原因で落下する心配はなさそうです。

「SESAMEタッチ」の付属品

「SESAMEタッチ」の付属品
「SESAMEタッチ」の付属品はシンプル

SESAMEタッチ」の付属品は下記の通りです。

  • SESAMEタッチ」本体
  • スペアの両面テープ2枚
  • 取付方法の説明書
  • SESAME公式ヘルプの案内

両面テープは一発で貼り付けられたので今回はスペアは使いませんでした。

STEP

「SESAMEタッチ」本体背面のネジを緩める

「SESAMEタッチ」本体の背面
「SESAMEタッチ」本体の背面

SESAMEタッチ」本体の背面にはあらかじめ両面テープが貼り付けられています。
ネジ穴もありますのでここのネジをドライバーで緩めましょう。

このネジは完全に外れないようにできています。
ある程度回したところドライバーはおいてください。

「SESAMEタッチ」背面のネジをドライバーで緩める(完全には取れないので要注意)
「SESAMEタッチ」背面のネジをドライバーで緩める
STEP

「SESAMEタッチ」背面のネジをピンセットで取り外す

「SESAMEタッチ」背面のネジをピンセットで取り外す
「SESAMEタッチ」背面のネジをピンセットで取り外す

ネジが緩んだ状態の背面のパネルのネジ部分をピンセットでつまんで力を入れて持ち上げるとパネルがパカッと外れます。

「SESAMEタッチ」背面パネルがパカっと外れました。
「SESAMEタッチ」背面パネルがパカっと外れました。
STEP

「SESAMEタッチ」本体背面の電池ボックスから絶縁テープを取る

「SESAMEタッチ」本体背面の電池ボックスから絶縁テープを取る
絶縁テープを取り外して電源を入れます。

SESAMEタッチ」の背面パネルを外すと見える電池ボックスから絶縁テープを取り外します。
電源が入ってから指紋センサーを触ると「ピッ」と音がして青いランプが光ります。

この先リセットボタンを使う可能性があるのでひとまず「SESAMEタッチ」本体の背面パネルは閉じずに次の工程に進んでください

STEP

「SESAME」アプリを起動して「SESAMEタッチ」を追加する

SESAMEタッチ」本体に電源が入ったらスマホの「SESAME」アプリを起動します。
この時SESAMEタッチ」とスマホが1m以内の距離にいるよう注意してください。
既に登録された機器が表示される一覧画面の右上にある「」を選択して「新規デバイス」まで進みましょう。

この時「新規デバイス」に「セサミタッチ」が表示されたら追加してください。

SESAMEタッチ」が表示されない場合は「SESAMEタッチから」Bluetoothが発信されていない可能性があります。
その場合は一度本体のリセットをします。

本体背面の電池ボックス付近にある「リセットボタン」を爪楊枝で押します。
念の為軽く押したり長押ししてみてください。
その後「指紋認証センサー」を押したり長押ししていると
新規デバイス」に「セサミタッチ」が表示されました。

「SESAMEタッチ」のリセットボタンをつまようじで押します。
「SESAMEタッチ」のリセットボタンをつまようじで押します。
STEP

アプリの一覧画面に「セサミタッチ」が表示される

アプリの一覧画面に「セサミタッチ」が表示される

アプリの一覧画面に「セサミタッチ」が表示されました。
「セサミタッチ」を選択して設定画面に入ります。
この時に背面パネルは閉じてドライバーでネジを閉めてください。

STEP

必要があればアップデートする

「セサミタッチ」の設定画面に入った際に
Sesame OSをアップデート」が最新になっていなかったらタップしてアップデートしてください。

STEP

玄関に移動して設置場所をクリーナーできれいにする。

次に「SESAMEタッチ」を設置する玄関に移動します。
玄関のドアの「SESAMEタッチ」を設置する部分をウェットティッシュなどのクリーナーできれいに拭き取ります。
拭いた場所が濡れている場合は乾拭きもしてください。
SESAMEタッチ」を貼り付ける箇所にゴミが付着していると両面テープの粘着力を緩めてしまい、「SESAMEタッチ」が落下する原因になります。

STEP

玄関のドアに「SESAMEタッチ」を貼り付ける

両面テープで玄関のドアに「SESAMEタッチ」を貼り付ける

SESAMEタッチ」本体の裏についている両面テープの剥離紙を剥がします。
取り付け位置の平行などに注意して「SESAMEタッチ」を貼り付けます。
この時にぐりぐりと押し込むようにすると粘着力が上がります。

STEP

自宅の「SESAME」機器と「SESAMEタッチ」を連動させる

自宅の「SESAME」機器と「SESAMEタッチ」を連動させる
「セサミを追加」を選択する

次にスマホの「SESAME」アプリを開きます。
「セサミタッチ」の設定画面の「セサミを追加」ボタンをタップして自宅のスマートロック「SESAME」を追加します。この時ダブルロックの場合は両方の「SESAME」を追加してください。

STEP

「指紋の管理」から指紋を登録する

「指紋の管理」から指紋を登録する

次に指紋の登録です。
「セサミタッチ」の設定画面の「指紋の管理」ボタンをタップします。
(「ICカードの管理」から同様の操作を行うとICカードの登録も可能です)

次に右上に表示される「」ボタンをタップして、指紋認証センサーに登録したい指を押し当てます。
この時の指紋が登録されて、解錠できるようになります。

STEP

登録完了!解錠してみましょう。

玄関への「SESAMEタッチ」の取り付けと設定が無事できました!
レスポンスも上々でかなり満足です。

まとめ

スマートロック「SESAME」に指紋認証、ICカード認証が追加できる「SESAMEタッチ」はコスパ良し、取り付けも設定も簡単でおすすめです。
皆さんもぜひ試してみてくださいね!

SESAME4の設置とApple Watchでの解錠についてはこちら

SESAMEをダブルロックに対応するやり方についてはこちら

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