布製のスニーカーは洗剤とブラシで洗っても染み付いた汚れがなかなか落ちないんですよね
白いスニーカーだと尚更汚れも目立って困ります。

でもコンバースは白系がかっこいいと思います!
なんとかきれいに洗えないかな?
前回はジェイソンマークのシューケアキットを使ってコンバース「ジャックパーセル」を洗ってみました。

かなりきれいになったのですが、さらに白く洗えるか色々試してみます。
ということで今回はコンバース「ジャックパーセル」ホワイトモデルをオキシクリーンで漬け置き洗い(通称オキシ漬け)してみました!手順や道具をご紹介します!
コンバース「ジャックパーセル」の洗い方

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コンバース「オールスター」のインソールの剥がし方

- キャンバス素材のスニーカーのオキシ漬けのやり方を知りたい
- コンバースの白いオールスターやジャックパーセルをきれいに洗いたい
Contents
前回スニーカー用の洗剤でジャックパーセルを洗ってみて気になったこと
先日購入したコンバース「ジャックパーセル」のホワイトモデルが汚れてきたのでまずはジェイソンマークシューケアキットを使ってスニーカー用の洗剤とブラシで汚れを落としました。

ジェイソンマークのシューケアキットは本当によく汚れが落ちるのでおすすめです。少しお値段が高いようにも感じますが、何度も使えるのでお得感があります。ただキャンバス素材に染み付いた黒ずみのような汚れは得意ではない様子。
今回はオキシクリーンを使ってジャックパーセルを水洗い(オキシ漬け)します!

前回の洗い方でも概ね汚れは取れました。ただキャンバス地にしみついた土埃のような黒ずみのようなものは取れませんでした。 なので今回は漂白できるオキシクリーンで漬け置き洗いにしてみます!
オキシクリーン使用可能な素材に要注意!

パッケージ記載の使用不可の素材には注意してください!
これを守らず使ってしまうと、スエードの毛羽立ちが溶けたり、革パーツが水で硬くなったり、染料が溶け出して大きなシミになったりという失敗につながります。本当気をつけて!
オキシクリーンは使用不可の素材には絶対使わないこと!
今回使用する道具
オキシクリーン
オキシクリーンはある時期爆発的に流行しましたが、今も根強い人気でもはやスタンダードと言ってもおかしくない粉末状の酸素系漂白剤です。
海外版と日本版で成分が異なるので注意です!
日本版は衣料品特化。漂白剤ということなので白くなることに期待!
靴が入る桶
筆者はDAISOで購入したバケツを使いましたが靴が先まで浸かりませんでした。
こちらのようにもっと広めの桶や袋を使うと問題なく漬け置きできると思います。
筆者もそのうち購入すると思います。
ウタマロ石鹸
ウタマロ石鹸には蛍光増白剤という漂白成分が含まれているので白い靴紐を洗うのには最適です。
買うなら使い勝手がいいシリコン製の専用ケース付きがおすすめです。
スニーカークリーナー
消しゴムで代用してもいいのですが、靴用がひとつあるといいですよ。
つま先などアウトソールの汚れはこれで仕上げると一層きれいになります。
種類は色々ありますがフィーリングで選んでみてもOK
ジェイソンマークシューケアキット
もはや説明不要のスニーカー用の洗剤です。スニーカーをきれいに洗うなら必須です。騙されたと思って絶対買って!
お高いですが少量でも泡立ちがいいので、バシャバシャ使わなければ意外に長持ちしますよ。
こちらも仕上げに使用します。
使い捨てのクリーナーや追加のブラシがついたコンプリートセットもあります
シューハンガー
漬け置き後の自然乾燥で使用します。
風通しがよくなって乾燥が早くなります
馬毛のブラシ
土や埃を落とすときに使用します。
しっかり泥などを落としておかないと漬け置き液が汚れてしまいます。
硬めのブラシ
まずはコンバース「ジャックパーセル」の汚れの確認


キャンバス地に染み付いた土埃のような黒ずみのようなものはまだ残っています。

つま先もかなり汚れています。

靴紐とインソールも漬け置きで洗います。

コンバース「ジャックパーセル」の洗い方
表面や内側の全体的なブラッシング
馬毛のブラシで泥、埃、ゴミを落とします。

インソールを外したあともしっかりブラッシングします。
アウトソールの裏側をブラシで磨く

アウトソールは泥などが固まっていたので水なども使ってブラシできれいにします。
固めのブラシで水を出しながら磨きました。
オキシクリーンを使って洗剤を作る

バケツの容量にあわせて適量のオキシクリーン(4Lで30g)をバケツに入れます。

次に40〜60度のぬるま湯でオキシ液を作ります。
筆者はケトルで沸かしたお湯で粉末を溶かしてから風呂場のシャワーのお湯を追加しました。
オキシクリーンで作った洗剤にスニーカー、靴紐、インソールを投入

オキシ液にスニーカー、靴紐、インソールを投入します。
筆者のバケツだとインソールが入りきらなかったので急遽風呂桶でオキシ液を追加で用意して漬けました。
スニーカーやインソールは浮かんでくるので上から蓋をして全体が液に浸かるよう工夫してください。
大きめの洗い桶だとスニーカーもすっぽりと収まりそうです

ここで失敗ポイント

タンの部分につけていた自作の革パーツは小さいということとノーマルなヌメ革なのでオキシ漬けしても問題ないと思って特に何もせずオキシ漬けしてしまいましたが、染料が滲み出て色移りが起こってしまいました。
これは終わった。。と思いつつリカバリー作業へ移ります。
滲み出た染料が乾いてしまう前に修復します。

漂白成分の含まれているウタマロ石鹸で洗浄。オキシ液を再度つくって歯ブラシで磨きました。
これらでシミを白くしたら革パーツをドライヤーで乾燥。
革パーツは真っ黒でパリパリになってしまいましたが、なんとかリカバリーできました。
革パーツが含まれる場合はその部分だけオキシ漬けしないように逃した方が良さそうです。
ジャックパーセルのオキシ漬けが完了

最低20分、最大4時間ほどの漬け置きが推奨されているようなので今回は2時間漬け置きしました。
時間になったらスニーカーの状態を確認してオキシ液を捨てます。
そしてスニーカー、靴紐、インソールを取り出し水でよくすすいでスニーカーについたオキシ液をなるべく洗い落とします。
まだ汚れが気になる場合は追加の洗浄

気になる汚れがないか目視で確かめて必要であればジェイソンマークシューケアキットで洗浄します。
ブラシに洗剤を落としてぬるまゆを少しつけたらシャカシャカ泡立てつつ洗っていきます。
終わったら水でしっかりすすぎましょう。


脱水と乾燥を行います。

汚れてもいい不要なタオルでスニーカー全体を拭き取り脱水します。
ここでしっかり水分を取り除かないと汚れのついた水が靴の中でしたたりシミの原因になります。しっかり脱水しましょう。
ある程度水分が拭き取れたら、型崩れ防止で新聞紙かキッチンペーパーを包んで靴の中にいれます。
それから外で干して乾かします。
オキシクリーンの成分が日光にあたると生地の黄ばみの原因になるので陰干しが理想です。

乾いたらスニーカークリーナーでソールの汚れを取ります。
スニーカーが乾いたら、シュークリーナーでソールなどを綺麗にします。
完成!
コンバース「ジャックパーセル」のオキシ漬けが完了しました。
キャンバス素材の部分はかなり白くなりました。
おそらくオキシクリーンの漂白成分が効いているんだと思います。


サイドにあった黒ずみのようなものが綺麗に白くなりました!


やはりインソールはそこまで綺麗にならないようです。REACTインソールは替えを購入することができるので安心です。

仕上げに防水スプレー
一度洗ったスニーカーには防水スプレーで汚れ防止のコーティングをしましょう。この一手間で汚れ方が全然変わってきます!
crepの防水スプレーがおすすめ!

まとめ
白のジャックパーセルを真っ白に洗濯したい場合はオキシ漬けがかなり効果的でした!
キャンバス素材には有効ですが、革やスエードなどの素材が含まれる場合などオキシクリーンの対応素材に注意して適宜パーツが濡れないようにするなどの対策が必要です。
オキシ漬けをしてから気になる汚れがあればジェイソンマーク、油汚れだったらキッチンマジックリンを使うことでほとんどの汚れを落とすことができると思います!
是非試してみてください!
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