アディダスを代表するスニーカー「スタンスミス」
シンプルでスポーティ。そして軽やかな履き心地がその人気の理由です。
ただ基本的なカラーがホワイトということもあって、
「白いスニーカーは汚れが気になるから手が出せない」
「白いスニーカーの洗い方が分からない」
といった話もよく聞くので、汚れを気にして白い靴を遠慮してしまう人が多いようです。
そんなことありません!
白い靴でもきちんと洗うことで
真っ白なまま履き続けられます!
洗い方や道具さえしっかりと理解していれば白いスニーカーの汚れも簡単に落とすことが可能です!
今回は僕がアディダス「スタンスミス 」を洗う時のやり方と間違いない道具をご紹介します!
- 汚れてしまった白いスニーカーをきれいに洗いたい
- スニーカーを洗うときにどんな道具を使えばいいか分からない
- スニーカーが汚れないよう予防する方法を知りたい
- 大切なスニーカーをしっかりメンテナンスしたい
Contents
- 1 今回汚れを落とすスニーカー:アディダス「スタンスミス」
- 2 スタンスミスの汚れを落とすために使用する道具
- 3 今回洗うスニーカー「スタンスミス」の汚れを確認
- 4 スタンスミスの汚れをしっかり落とす洗い方
- 5 スタンスミスを自然乾燥したら仕上げの工程
- 6 アディダス「スタンスミス」を洗う前と洗った後のビフォーアフター
- 7 スタンスミスの汚れ対策なら防水スプレーがおすすめ!
- 8 洗ってもインソールの汚れは落ちない!インソール交換がおすすめ!
- 9 ニューバランスのインソール「RCP280」に交換してスニーカーの履き心地を良くしよう!
- 10 インソール交換でナイキ「エアフォースワン」の快適さをアップ!ニューバランス「RCP150」がおすすめ!
- 11 スタンスミスにニューバランスのインソール「RCP130」を使って履き心地アップ!
- 12 ナイキ「エアマックス90」のインソールをKicks Wrap「AIR insole」に交換してみた!
- 13 スタンスミスの履きシワ対策ならシューキーパーがおすすめ!
- 14 大事なスニーカーを下駄箱で保管するのはNG!シューズボックスがおすすめ!
- 15 スタンスミの洗い方でよくある質問と回答
- 16 まとめ
今回汚れを落とすスニーカー:アディダス「スタンスミス」
80年代に登場したスタンスミススニーカーのオリジナルモデルのプロポーションと素材を反映し、レジェンドの草創期にオマージュを捧げる一足。贅沢なレザーアッパーを採用し、ディテールとシルエットで洗練された雰囲気に仕上げている。もちろん、配色はクラシックなスタンスミスと同じもの。シュータンラベルにスタンの顔のイラストをあしらっている。
【アディダス公式通販】スタンスミス 80s / Stan Smith 80s [FZ5597]|オリジナルス スニーカー|adidas オンラインショップ
テニスプレーヤーのスタンスミス氏の名を冠したシグネイチャーモデル。
プロ用のテニスシューズとして1971年にデビューしたスニーカーですが、軽い履き心地とシンプルかつスポーティなシルエットは今なお世界中で愛され続ける王道スタンダードモデルです。
スタンスミスの汚れを落とすために使用する道具
大切なスニーカーをきれいにするなら道具が大事です。
今まで筆者が色々試してきた中で使っていて失敗することが少なく使い勝手が良かったアイテムを紹介します!
ジェイソンマークのシュークリーナー
スニーカーシャンプーとも呼ばれるスニーカー用の洗剤です。
似たような洗剤は色々ありますが個人的にはジェイソンマークが1番使い勝手が良いので気に入っています。
本当に汚れがよく落ちるんです!
少々お値段はお高いのですが、長持ちするのでコスパは良いアイテムです。
使い捨てのクリーナーや追加のブラシがついたコンプリートセットもあります
スターターセットには防水スプレーなどが入っています
ジェイソンマークの洗剤については下記の記事でも詳しく紹介しています。
ソールの汚れをこそげ落とす!スニーカークリーナー
アウトソールの汚れを落とす消しゴムのようなクリーナーです。
スニーカー用をひとつ持っておくと重宝しますよ!
種類は色々ありますがフィーリングで選んでみてもOK
手の届かない汚れなどに強い!M.モゥブレイ「ステインリムーバー」
こだわりたい人におすすめの汚れ落とし。革靴用の水性洗剤で合成皮革でも使えます。
ピンポイントで除去したい頑固な汚れがある場合や、アウトソールの小さな溝に入った汚れを落とす際などに大活躍します。
こちらもひとつ持っておくと重宝します。
古布(タオルでも可)
靴についた洗剤や水分を拭き取る布です。
古布とは言ったものの、なるべく汚れていないものが好ましいでしょう。
風呂桶
ぬるま湯を用意したり、紐を漬け置き洗いするために使います。
今回の用途ではそんなに大きいサイズのものは不要ですが、靴がすっぽり収まる桶があると便利です。
今回は一般的な小さめの桶でも充分です。
スニーカー用の防水スプレー
仕上げに防水スプレーでスニーカーをコーディングするのがおすすめです。
撥水効果もありますが、汚れを防止する効果も期待できます。一度の使用で1ヶ月くらい持続します。
大切なスニーカーをきれいな状態で維持するなら必須のアイテムです。
各社それぞれ防水スプレーが出ていてどれにするか悩ましいところ。フィーリングで選んでもOKです。
スニーカー用以外の防水スプレーを使用するとスニーカーがびちゃびちゃになってしまうことも…
絶対にスニーカー用を選んでください。
噂の防水スプレーを試してみた記事はこちら
革の表面に栄養を与える!デリケートクリーム
革を保湿して劣化によるひび割れなどを防ぐクリームです。
ヒビやシワを完全に防ぐということはなかなか難しいのですが、素材の表面を最適な状態で保つためにもおすすめです。
こちらは皮革製品全般に使用できるので革製のバッグや財布などの保湿も可能です。
今回洗うスニーカー「スタンスミス」の汚れを確認
今回洗うアディダス「スタンスミス」の汚れを確認します。
購入してから半年ほど週1回程度履いていましたが全体的にかなり汚れが目立ってきました。
サイドから見ても汚れが目立ちます。
やはり白いスニーカーは白い状態が一番かっこいい!
しっかり洗いたいと思います!
スタンスミスの汚れをしっかり落とす洗い方
洗う前の準備
靴紐をほどく
まずはアディダス「スタンスミス」の靴紐をほどきます。
靴紐を通す順番を忘れそうな方は写真を撮っておくと良いでしょう。
靴紐を解くとタンの部分に汚れがかなり見つかりました。
このような汚れは定着してしまう前にしっかり落としたいところです。
アディダス「スタンスミス」の靴紐の洗い方
白い靴紐は履いているうちにどうしても汚れてきます。
洗うのがついつい面倒になって放置してしまいがちですが、やり方さえ知っておけば簡単です!
靴紐が与える印象は強いので、靴紐をきれいにすることは重要です!
靴紐の洗い方は筆者も色々試してきましたが、オキシクリーンでオキシ漬けにしてから、ウタマロ石鹸で洗う方法が一番きれいになると思っています。
オキシ漬けの漬け置き時間と自然乾燥の時間が必要です。
靴紐を先に洗って、待ち時間にスニーカー本体を洗うのがおすすめです。
靴紐の洗い方については下記の記事で詳しく紹介しています!
スタンスミスの靴底の洗い方
スニーカーを履いているうちにどうしても汚れてしまう靴底。
土、泥など様々なゴミが付着しているため洗うのがなかなか大変で力も必要です。
そんな面倒な作業を短縮させてくれるおすすめツールが「ソニックスクラバー」です。
電動歯ブラシのように振動して汚れをかき出してくれる優れものです!
「ソニックスクラバー」でアウトソールを泡立たせながら磨く
「ソニックスクラバー」の電源を入れたら回転する先端を使って靴底を磨いていきます。
泥などが意外と跳ねるので気をつけましょう!
飛び散った汚れなどがスニーカーについたら、こまめに古タオルなどで拭き取りましょう。
アッパーを洗うやり方
スタンスミスぬるま湯にブラシと洗剤を馴染ませる
ぬるま湯を張った風呂桶とジェイソンマーク「シューケアキット」に含まれる「スタンダードシュークリーニングブラシ」と「プレミアムシュークリーナー」を用意します。
洗濯に使うお湯はぬるま湯がベストです。熱すぎず冷たすぎない程度の温度で用意しましょう。
ぬるま湯にジェイソンマーク「スタンダードシュークリーニングブラシ」を浸して軽く水分を含ませます。そしてなるべく水分を切ります。スニーカーに水分はなるべくNGですが、洗剤を泡立たせるためには最低限の水が必要です。
洗剤を泡立たせるのが面倒!という方には
泡タイプのクリーナーもオススメです。
水で泡立たせる必要がないためかなり楽です。
ジェイソンマークの洗剤をブラシに含ませる
ジェイソンマーク「スタンダードシュークリーニングブラシ」の上からプレミアムシュークリーナーを数滴垂らします。
最低限泡立てば汚れは浮かして取れるので洗剤の量は少しで構いません。
洗剤を泡立たせながらブラッシング
泡立たせながら汚れている箇所を回すように軽くシャカシャカと磨いていきます。
外側、内側、前、後ろ、タン…満遍なく磨いていくうちにだんだん汚れが取れてくるのがわかります。
最初はタンの部分の汚れが気になっていましたが、きれいになってきました!
洗い終わったら風通しのいい場所で自然乾燥する
アウトソール部分以外の汚れが取れました。
ここでいったん風通しのいい場所で陰干しします。
すすぎ残した洗剤などが紫外線に反応してスニーカーが黄ばんでしまうことがあるので
陰干しが鉄則です。
水分は適度に拭き取ってい他ので比較的すぐ乾くと思います。
スタンスミスを自然乾燥したら仕上げの工程
革用のクリームでスニーカー表面の素材の保湿
スニーカー表面の素材が乾燥しているとヒビ割れやシワができてしまいます。
これを防ぐために革用のクリームを塗り込んで保湿しましょう。
スニーカー好きの間ではM.モゥブレィの「デリケートクリーム」が人気です。
革製品全般に使用できるので、お手持ちの財布、カバンなどと共用も可能!便利です。
スニーカークリーナーを使ってスタンスミスのアウトソールの汚れを
洗剤で洗っても落ちなかったアウトソールの汚れには消しゴムのようなスニーカー用クリーナーで汚れを落としていきます。
根気よくゴシゴシ消していくとと次第に汚れが落ちていきます。
各社から様々なスニーカークリーナーが出ているのでお好みでチョイスしましょう。
スニーカークリーナーではなかなか落ちない頑固な汚れや細かい部分の汚れにはM.モゥブレイ「ステインリムーバー」が有効です。
靴紐を結んだら完成!
最後にスタンスミスさんの顔がよく見えるように靴紐を結んだら完成!
アディダス「スタンスミス」を洗う前と洗った後のビフォーアフター
早速洗う前と洗った後のビフォーアフターを比較!
正面から見るとつま先あたりの汚れがかなりきれいになリました。
スニーカークリーナーを使ってゴシゴシ磨いたソール磨きも効果的でしたね。
ビフォーアフターで見比べると差は暦前!
新品同様とまではいきませんが、かなりきれいになりました。
スタンスミスの汚れ対策なら防水スプレーがおすすめ!
をきれいに洗った後はスニーカーが汚れないよう予防しましょう。
スニーカー専用の防水スプレーでコーティングすることで水だけじゃなく汚れも防ぐことができます。
防水スプレーは絶対おすすめです。定期的にやりましょう!
おすすめの防水スプレーとやり方はこちら
洗ってもインソールの汚れは落ちない!インソール交換がおすすめ!
足裏は大量の汗をかくためスニーカーのインソールが黒ずんだり足の形で汚れてしまいますよね。
筆者はインソールをブラシで洗浄、オキシクリーンで漬け置き洗いなど色々試してきました。
インソールを劇的にきれいにすることは家庭では厳しいという結論に至りました。
また、付属のインソールは限定物はおしゃれだったりするので、大事に保護することを考えると別売りのインソールに交換するのもおすすめです。履き心地も格段にアップします。
筆者はNew Balanceのインソールをよく利用していますが足裏に張り付くような感触が快適です。
スニーカーとインソールのブランドが違っても大丈夫!インソールを自由にカットして好きな形に調整できます。
New Balance「RCP130」を使いましたが履き心地もかなりよくなりました。
比較的安価なので汚れたら新しいものに変えればいいので気持ちも楽です。
ニューバランスのインソール3種類の比較です!
インソールをそれぞれ個別に試してみた記事はこちら
スタンスミスの履きシワ対策ならシューキーパーがおすすめ!
シワだらけのスタンスミスはやっぱりかっこ悪いです。大切なスニーカーを型崩れ少なく保管しておきたい場合はシューキーパーがおすすめです。
履きシワを伸ばしてくれたり、ひび割れを防止できます。さらに消臭効果もあるのでおすすめです
以下の記事ではエアフォースワンでシューキーパー を試してみました
大事なスニーカーを下駄箱で保管するのはNG!シューズボックスがおすすめ!
スニーカーをしっかり保管するならシューズボックスがおすすめです。
下駄箱には湿気が多いのでスニーカーを保管することに適した環境とは言えません。カビが発生したりします。
下記の記事で紹介しているシューズボックスは筆者も利用していますがコスパが良いのでおすすめです。
スタンスミの洗い方でよくある質問と回答
スタンスミスの寿命はどれくらいですか?
毎日ハードに履いた場合は1年〜2年程度。(状況によっては半年ほどの場合も)
週1、2回程度履いてこまめに洗っている場合は5年以上履けると思います。
定期的なクリーニング、定期的な防水スプレーでのコーティング、クリームによる保湿が重要だと筆者は考えています。
スタンスミスのシミの落とし方は?
洗濯しても落ちない油汚れのようなシミの場合は下記の記事で紹介している方法で除去できます。
なぜスニーカーは水洗いしてはいけないのですか?
まず、スニーカーのソールに使用されているポリウレタンという素材は水と化学反応を起こし「加水分解」と言われる劣化が起こります。これは空気中に含まれる水分でも常に進行しているもので、スニーカーには避けられない寿命となる劣化です。
この「加水分解」を少しでも遅らせるために水洗いは最小限にすることが無難です。
また、スニーカーを作るために様々な箇所に接着剤が使われています。この接着剤が水によって溶けてしまうこともあるため、水洗いは最小限にすることが無難です。
スタンスミスの中敷きは取れないのですか?
スタンスミスの中敷きは取れます!
スニーカーの中敷きは両面テープのような接着剤で接着されているため、ドライヤーなどで熱を加えると取れます。詳しくは下記の記事で行っている工程を参考にしてください。
スニーカーの中敷きが取れたらインソール交換がおすすめです。
下記の記事ではニューバランスのインソールをスタンスミスで試しています!
まとめ
スタンスミスはやはり白い状態で保ってこそかっこいい靴です!
道具とやり方さえ気をつければ白い靴でもかなり綺麗になります!
また、日頃のメンテナンスや洗った後の一手間でもきれいな状態を長く維持できますよ!
皆さんもぜひ試してみてください。
スニーカーの洗い方をお悩み別でまとめました!
スニーカーの洗い方に関連する記事はこちら
スニーカーのメンテナンスに関連する記事はこちら
スニーカーのインソールに関連する記事はこちら