白いスタンスミスは汚れが目立ちますが、今回実際に洗ってみると、水に丸ごと浸けなくてもかなりきれいに戻すことができました。
洗ったのは2020年に購入した本革のアディダス「スタンスミス」。つま先の大きな汚れ、白い革部分の黒ずみ、ソールの泥汚れなどが目立っていました。

基本はジェイソンマークのシュークリーナーを少量のぬるま湯で泡立ててブラッシングし、汚れた泡と水分をタオルで拭き取る方法です。
それだけでは落ちなかった部分にはM.モゥブレイ「ステインリムーバー」を使用。実際にどこまで汚れが落ちたのか、写真を残しながら順番に紹介します。

- 洗濯機や水に沈める丸洗いはしない
- 最初に乾いた状態でホコリや砂を落とす
- ジェイソンマークを泡立ててブラッシングする
- 泡と水分はタオルでこまめに拭き取る
- 残った頑固な汚れはステインリムーバーで個別に落とす
- 風通しのよい日陰で自然乾燥する
今回洗うスタンスミスの汚れを写真で確認
まずは洗浄前の状態を確認します。
特に気になったのはつま先、サイド、かかと、ソールです。

つま先には大きな汚れがあり、ソールにも泥のような汚れが付いています。

横から見ると、白い部分に黒ずみが目立ちます。


靴底もかなり汚れています。
今回はこれらの汚れを、いきなり強い洗剤で落とすのではなく、まず通常のスニーカークリーナーから順番に試していきます。
スタンスミスを洗うために使った道具
今回の洗浄で中心に使ったのは次の道具です。
| 道具 | 今回の使い方 |
|---|---|
| ジェイソンマーク シュークリーナー | スタンスミス全体の基本洗浄 |
| 柔らかいブラシ | 洗う前のホコリ・砂落とし |
| ぬるま湯 | ブラシへ少量の水分を含ませる |
| タオル・古布 | 汚れた泡や水分を拭き取る |
| M.モゥブレイ ステインリムーバー | 通常洗浄で残った頑固な汚れ |
基本の洗浄はジェイソンマーク
スニーカー全体の洗浄には、以前から使っているジェイソンマーク「シューケアキット」を使用しました。
今回のような日常的な汚れなら、まずはこのクリーナーで全体を洗い、それでも残った汚れだけ別の方法で対処するのが分かりやすいです。
ジェイソンマーク自体の詳しい使い方はこちらでも紹介しています。

洗う前のホコリ落としには柔らかいブラシ
水分を使う前に、乾いた状態で表面や靴の中に入った砂・ホコリを落とします。
通常の洗浄で落ちない汚れにはステインリムーバー
今回のスタンスミスでは、つま先やシューホール周辺などにジェイソンマークだけでは残る汚れがありました。
その部分に実際に使ったのがM.モゥブレイ「ステインリムーバー」です。
スタンスミスの洗い方|実際に行った手順
ここから、今回実際にスタンスミスを洗った流れを順番に紹介します。

最初に靴紐をすべて外します。
靴紐を外すことで、シューホール周辺やタンまでブラシを当てやすくなります。
今回の靴紐は本体とは別に洗いました。詳しい漂白・洗浄方法は専用記事に分けています。


洗剤や水を使う前に、柔らかいブラシで表面のホコリや砂を落とします。
靴の中にも砂や小さなゴミが入っていたため、内側まで確認しながらブラッシングしました。

風呂桶などへぬるま湯を用意し、ジェイソンマークのブラシを軽く浸します。
ブラシへシュークリーナーを数滴垂らします。
今回はスタンスミスを水の中へ沈めるのではなく、ブラシへ必要な水分だけを含ませて洗っていきました。

ブラシを軽く回すように動かし、クリーナーを泡立てながら汚れている部分を洗います。
外側だけでなく、内側、つま先、かかと、タン、シューホール周辺まで順番にブラッシングしました。

洗っていると泡に汚れが移ってくるため、タオルで泡と水分をこまめに拭き取ります。
濡らして洗い流すのではなく、「泡で浮かせる→拭き取る」を繰り返したのが今回の洗い方です。
全体をジェイソンマークで洗ったあと、まだ残っている汚れを確認します。
今回特に残ったのは、つま先、シューホール付近、ソール横の汚れでした。

古布へM.モゥブレイ「ステインリムーバー」を含ませ、残った汚れを拭き取っていきます。
つま先の大きな汚れはこの方法できれいになりました。

シューホール周辺に残っていた黒ずみにも使いました。

凹凸があり汚れが残りやすかったソール横も、同じように仕上げています。


洗い終わったら、風通しのよい日陰で自然乾燥させます。
今回はブラッシング中も水分をこまめに拭き取っていたため、靴全体が水を大量に含むような洗い方にはしていません。
中までしっかり乾いたことを確認してから仕上げへ進みます。
実際に洗った結果|スタンスミスはここまできれいになった

洗浄と乾燥が終わったスタンスミスです。
全体の黒ずみや泥汚れが落ち、洗う前と比べてかなり白くきれいな印象になりました。

つま先の大きな汚れ

つま先にあった目立つ汚れは、基本洗浄後にステインリムーバーを使うことで落とせました。
サイド・かかとの黒ずみ


サイドやかかとの黒ずみも全体的に目立ちにくくなりました。
靴底

靴底は履けばまた汚れる部分ですが、今回の洗浄でもここまできれいにすることができました。
本革モデルは乾燥後に革を保湿
今回洗ったスタンスミスは2020年購入の本革モデルなので、十分に乾かしたあとにM.モゥブレイ「デリケートクリーム」を革部分へ塗りました。
布へ少量のクリームを取り、革部分へ薄く伸ばしています。
仕上げに防水スプレーで汚れ対策
洗浄・乾燥・本革部分の仕上げが終わったら、防水スプレーも使用しています。
くらしメモではCrep Protectの防水スプレーを白い靴で実際に試した記事もあります。

スタンスミスは洗濯機や丸洗いではなく手洗いした
今回のスタンスミスでは、洗濯機を使ったり、靴全体を水の中へ沈めたりはしていません。
行ったのは、乾いた汚れを落とす→ブラシへ少量の水分とクリーナーをつける→泡立てながら洗う→汚れた泡と水分をタオルで拭き取るという方法です。
今回の本革スタンスミスでは、この方法で目立っていた汚れをかなり落とすことができました。
「スタンスミスだからすべて同じ方法で洗える」と考えるのではなく、まず自分のモデルの素材を確認してから洗うのが重要です。
靴紐・インソールは本体の洗い方と分けて考える
以前の記事では靴紐やインソールについてもこのページ内で詳しく説明していましたが、今回のリライトでは「スタンスミス本体をどう洗うか」に内容を絞りました。
靴紐は本体から外して別に洗います。

インソールについても、本体を洗うために必ず取り外す必要があるという意味ではありません。今回の個体では交換も行いましたが、詳しい取り外し・交換方法は別記事で紹介しています。

普通に洗っても落ちないシミは汚れの種類を確認
今回のつま先や黒ずみはステインリムーバーで落とせましたが、すべてのシミが同じ方法で落ちるとは限りません。
たとえば油汚れについては、別のスニーカーで通常のスニーカークリーナーでは落ちなかった汚れを実際に検証しています。

スニーカーを洗うのが面倒な場合
自宅でスニーカーを手入れをするのは、時間もお金もかかるし面倒…という方におすすめなのが靴クリーニングの専門店『Kutoon Wash(クトゥーンウォッシュ)』です。
LINEでスニーカーの状態の写真を送るとクリーニングでキレイになるか、どんなオプションが最適か教えてもらえるので安心です。納期も短いのでキレイになったスニーカーがすぐに返送されてくるのも◎です!
スタンスミスの洗い方でよくある質問
まとめ|スタンスミスは汚れに合わせて段階的に洗う
2020年に購入した本革のスタンスミスを、実際に自宅で洗いました。
今回の基本手順は、靴紐を外す→乾いた汚れを落とす→シュークリーナーでブラッシング→泡と水分を拭き取る→残った汚れだけ個別に落とす→陰干しです。
最初から強い方法で洗うのではなく、まず全体をスニーカークリーナーで洗い、その結果を見てから残った汚れに対処したことで、つま先・サイド・かかと・ソールまでかなりきれいにすることができました。

今回、スタンスミス本体の基本洗浄で中心に使ったのはこちらです。
スタンスミス以外も含めた白スニーカー全般の洗い方はこちらにまとめています。






