子供の扱いも酷かったりするのである日突然動かなくなってしまうプラレール。
そんな壊れて走らなくなっていたプラレールを修理するやり方を4回の記事でお届けします。
今回は第3回、車軸についているピニオンギアを交換します。
第1回 プラレールのどこが壊れているかを突き止めるなら!
- 車軸のピニオンギア交換は簡単!
- 道具や交換用のギアをしっかり用意しましょう!
Contents
今回修理するプラレール「スーパービュー踊り子」(旧塗装)
今回修理するプラレールは「スーパービュー踊り子」(旧塗装)です。
電池は単2の少し古い型です。
二階建てでなかなか渋くてかっこいいです。
電池を入れても全く動かないということで譲り受けました。
今回はこちらの車両を修理したいと思います。
こちらは旧塗装ではないのですが高いですね。。。
プラレールの車軸のピニオンギア交換について
今回は車軸のピニオンギアを交換します!
車軸のギアは車輪と動力ボックスのギアとを連動させるものでプラレールにとってはかなり大事な部分です。
動力を伝える大事な部分なので、それだけ負荷がかかってギアが割れてしまったり、欠けてしまうということがよくあります。
ピニオンギアの穴が広がり空転してしまうことも
ピニオンギアに負荷がかかり続けた結果、ギアの穴が広がってしまい車軸と連動しなくなり空転してしまう状態になってしまうこともよくあります。
そんな時もピニオンギアを交換する必要がありますね。
プラレールの車軸のピニオンギア交換で必要な道具
ピニオンギア
まずは大事なスペアのピニオンギアです。
色々種類があって迷いますが、僕が使っているものは12歯のピニオンギアです。
何度かこのピニオンギアで修理をして問題なかったので大丈夫だと思います。
錐
ピニオンギアの穴の大きさを調整する作業で使います。
ピニオンギアの穴を車軸の太さに合わせるために必須の道具です。
ラジオペンチ
車輪を外したりピニオンギアをはめこむ際に利用します。
かなり固かったりするので用意しておきましょう。
ロッキングプライヤー
固くついたギアを外す時などに使用しました。好きな大きさに固定できるので便利です。
サイズが色々ありますが5、6mmのピニオンギアが挟めるものなら使用可能です。大体のサイズに対応していると思います。
ロッキングプライヤーがあまりに大きいと作業し辛くなると思います。
プラスチックハンマー
ピニオンギアをはめこむ際に利用します。
グリス
ピニオンギアの滑りをよくするために使います。
ギアから変な音が出る原因を防止したりもするのでこれは絶対にやった方がいいです。
プラレールの車軸のピニオンギア交換のやり方
車軸から片側の車輪を外す
ラジオペンチで車輪を傷つけないように加減しつつぐりっと回します。
おそらくはじめはボンドのようなもので固定されているので多少力は必要です。
一度固い部分を外した後は手で回すように捻っていると取れます。
古い方のピニオンギアを外す
既存のピニオンギアはギア割れや穴が広がっている場合はすぐ取れるのですが、基本的にはかなり固くついています
筆者はロッキングプライヤーを利用して外しました。
それでは取り外した古いピニオンギアと新しいピニオンギアを交換します。
ピニオンギアの穴を確認する
車軸に新しいピニオンギアの穴を合わせてみます。
個体差があるのでピニオンギアによって変わってくるのですがピニオンギアの穴が小さくて車軸に入らない場合は錐を使って穴の大きさを調整します。
錐を使ってピニオンギアの穴を広げていく
新しいピニオンギアの穴が車軸より小さかった場合はピニオンギアの穴を広げます。
錐をゆっくりと差し込んでグリグリしつつ穴の大きさを広げていきます。
この時に穴を広げすぎると車軸に対してピニオンギアの穴がスカスカになってしまいますので小まめに車軸と穴のサイズを確認しましょう。
ピニオンギアを車軸にはめこむ
ロッキングプライヤーを使ってピニオンギアを車軸に押し込みつつはめ込んでいきます。
固いと思うのでハンマーを使って軽く叩いてもOKです。
グリスを塗る
ピニオンギアにつまようじや綿棒を使ってグリスを塗ります。潤滑油のような働きをしてギアの回転がスムーズになります。
完成
動力ボックスのギヤと噛み合うのを確認したらピニオンギアの交換は終了です!
ピニオンギアは取り付け位置がとても重要です。
ギア同士がかち合い、なおかつシャーシと干渉しない位置を見極めてください。
まとめ
ピニオンギアは比較的簡単に外せますが、モノによっては物凄く固くついている時があります。
ある程度やってみて難しい場合は交換を諦めてジャンク品などをパーツ取り用として買ってきて転用してもいいと思います。
次回は第4回!プラレールのモーターを新しいものに載せ替えます!
第1回 プラレールのどこが壊れているかを突き止めるなら!
第2回 劣化してしまったゴムタイヤを新しいタイヤと交換します
第4回 モーターを新しいものに交換します!
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