プラレールが動かなくなったらまずは原因を特定!壊れがちな箇所をチェック!

子供の扱いも酷かったりするのである日突然動かなくなってしまうプラレール。
壊れて走らなくなっていたプラレールを修理するやり方を4回の記事でお届けします。

今回は第1回!
まずは故障の原因を探っていきます。


壊れて走らなくなっていたプラレールを修理しました!修理方法について複数回に分けて共有します。今回は第1回。まずは故障の原因を探っていきます。

第2回 劣化してしまったゴムタイヤを新しいタイヤと交換します

第3回 割れてしまったギヤを新しいものと交換します!

第4回 モーターを新しいものに交換します!

この記事の簡単なまとめ
  • プラレールが動かなくなった原因を探します
  • 故障しがちな箇所を一箇所ずつ確認していくと分かってきます。

今回修理するプラレール

プラレール「スーパービュー踊り子」(旧塗装)の外観
プラレール「スーパービュー踊り子」(旧塗装)
プラレール「スーパービュー踊り子(旧塗装)の側面
プラレール「スーパービュー踊り子(旧塗装)

今回修理するプラレールは「スーパービュー踊り子」(旧塗装)です。
電池は単2の少し古い型です。
二階建てでなかなか渋くてかっこいいです。
電池を入れても全く動かないということで譲り受けました。
今回はこちらの車両を修理したいと思います。

こちらは旧塗装ではないのですが高いですね。。。

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故障箇所の確認

順を追って車体を見ていきます。
故障箇所を確認して修理が必要な部分を特定していきます。

プラレールが故障した際に確認したい箇所
  • 新品の電池で動くか確認
  • 電池周りの金具の状態を確認
  • ギアボックスの中身の確認
  • 車軸やギアの確認

新品の電池を入れて動くか確認

壊れたプラレールに新しい電池を入れて確認
壊れたプラレールに新しい電池を入れて確認

まずは新品の電池を入れて動くかチェックします。

意外にありがちなのが
電池切れしているだけなのに故障と勘違いしているパターンです。

電池切れの状態で試されていて動かない状態と判断されていることがよくあります。
電池の位置を変えてみると動くなんていうケースもあります。色々試してみましょう。

単2タイプのスペーサーをかました新品の単3電池を入れてみました。
やはり動かないようです。

今回はしっかり壊れているようですね

電池周りの金具の状態を確認

電池周りの金具に電池の液漏れが発生していると動かなくなる場合が多いです。

動かなくなったプラレールの電池周りの金具の状態を確認
電池周りの金具の状態を確認。錆などはないようでした。

よく見てみましたが今回は液漏れや錆などは見られませんでした。

もし錆びていた場合はこちらの記事のやり方で直してみてください

ギアボックスを取り出して確認

プラレールのシャーシ背面のネジをドライバーで外します。
プラレールのシャーシ背面のネジをドライバーで外します。

ギアボックスを取り出して中身の状態を確認します。
プラレールのシャーシ背面のネジをドライバーで外すとギアボックスが取り出せます

動かなくなったプラレールのギアボックスを取り外せました
ギアボックスを取り外しました。

本来ギアボックスの上部には接着剤で取り付けられている蓋がしてあります。
この蓋はペリッと剥がすことができて、特についていなくても動作には影響ありません。
おそらくメーカー修理の際に改造されているか確認するものかと思います。
今回はその蓋がなかったので、過去に誰かがギアボックスを開けたことのある車両のようです。

動かなくなったプラレールのギアボックス内部に半田付けされていない箇所がありました
みてみるとギアボックス内部に半田付けされていない箇所がありました。

ギアボックスを点検してみると、どうやらモーターを接続する部分のハンダ付けが片方されていないようです。

ここが原因で走らなくなった可能性はかなり高そうです。
おそらく半田付けを行えば、通電して走り出すでしょう。
ですが今回は折角なのでモーターを新しいものに交換しようと思います。
半田ごてを使うので難しく感じますが、筆者も中学校の技術教科以来の半田ごてスキルで修理できました。

プラレールのモーター交換は意外と簡単!

車輪や車軸のギアを確認

プラレールのゴムタイヤが経年劣化でカチカチになっていました。
プラレールのゴムタイヤが経年劣化でカチカチになっていました。

次に車輪やタイヤの状態を確認します。

車軸についているピニオンギアが割れていると動力が伝わらず動かなくなります。

よくチェックしましょう。
車軸のピニオンギアのギア割れはしていない様子です。
ただピニオンギアも古そうなので念の為交換します。
あとは車軸にほこりや毛のようなものが巻きついているのでつまようじで取り除きました。

ゴムタイヤも消耗品です。状態も見てみましょう。
今回のプラレールのタイヤは経年劣化でカチカチになっていました。
手で力を入れても外れませんが交換してみます。

劣化してしまったゴムタイヤを新しいタイヤと交換します

修理・交換内容

ということで点検した結果、修理したい内容はこちらでした。

  • 経年劣化したゴムタイヤの交換
  • 車軸のピニオンギアの交換
  • ギア類のグリスアップ
  • モーターを新品に交換

まとめ

プラレールが動かなくなった際に故障しがちな箇所を順番に見ていくことで故障箇所が特定できます。
故障箇所を見極めて適切に対処すれば動かなくなったプラレールも修理できます。

第2回 劣化してしまったゴムタイヤを新しいタイヤと交換します

第3回 割れてしまったギヤを新しいものと交換します!

第4回 モーターを新しいものに交換します!

プラレールについてはこちらもチェック

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