古着屋で1,500円で購入した、かなり状態の悪いナイキ「エアマックス90」をレストアしています。

今回はその中でも、白いソール表面の塗装が剥がれて、黄ばんだように見えていた部分を補修しました。
使ったのは、白い補修用塗料のコロンブス「アドカラーチューブ」です。筆で薄く塗り重ね、最後に紙やすりで表面をなじませたところ、剥がれていた部分をかなり目立たなくできました。
- 黄ばみに見えても、今回のようにソール表面の塗装剥がれの場合がある
- アドカラーチューブは一度に厚く塗らず、薄く2〜3回重ねると仕上げやすい
- エアー周辺など細かい部分はマスキングすると塗りやすい
- 塗料が固まったあとは紙やすりで表面をなじませると凹凸を抑えられる
また、エアマックスの黄ばみがすべて塗装剥がれというわけでもありません。

ソール素材そのものが黄ばんでいる場合は、今回とは別の対処が必要です。
エアマックス90をレストアした完成形

レストア作業をすべて終えたエアマックス90がこちらです。
もともとの状態がかなり悪かったため作業には苦労しましたが、最終的にはかなりきれいな状態まで戻すことができました。
この記事では、この中からソール表面の塗装剥がれを白く補修した工程に絞って紹介します。
まずエアマックス90のソールの状態を確認

補修前の状態です。ソールのさまざまな部分に、黄ばみのような変色が確認できます。

特に気になったのが、かかと周辺の黄色くなっている部分です。
最初は単純に「ソールが黄ばんでいるのかな?」と思っていました。
ただ、状態を確認していくと、少なくとも今回のエアマックス90では白いソール表面の塗装が剥がれ、下の色が見えているような状態でした。
そこで今回は、汚れを落としたり漂白したりするのではなく、剥がれた部分へ白い塗料を塗って補修することにしました。
今回のように表面の白い塗装が部分的に剥げている状態なら、塗装による補修ができます。
一方、ソール素材そのものが黄色く変色している場合は同じ方法が適切とは限りません。
エアマックス90のソールそのものの黄ばみを白く戻した作業はこちらの記事で紹介しています。

エアマックス90のソール補修で使った道具
今回の補修で使った主な道具はこちらです。
- コロンブス「アドカラーチューブ」ホワイト
- 平筆
- 使い捨てパレット
- マスキングテープ
- 紙やすり #400
この中でも補修の中心になるのはアドカラーチューブです。
コロンブス「アドカラーチューブ」
今回、ソールの塗装が剥がれた部分を白くするために使った補修用塗料です。
このブログではソールの補修に使っていますが、本来は白い革のアッパーなどの補修にも使える商品です。
アドカラーチューブを使って、別のスニーカーのひび割れたソールを補修した例もあります。

タミヤ「モデリングブラシ 平筆」
アドカラーチューブをソールへ薄く塗るために平筆を使いました。
作業後は、塗料が固まる前に水でしっかり洗っておきます。
使い捨てパレット
チューブから直接筆へ取るより、いったんパレットへ塗料を出してから筆ですくう方が作業しやすかったです。
使い捨てタイプなら、塗料が付いて汚れても処分できるので気楽に使えます。
マスキングテープ
細かい部分へ塗料がはみ出すのが心配なら、マスキングテープを使います。
特にエアー周辺は塗りにくかったので、塗装に慣れていない場合は先に保護しておくと作業しやすくなります。
紙やすり #400
塗料が固まったあとに、表面の凹凸をなじませるために使いました。
荒い紙やすりで強く削ると、せっかく塗った塗料まで削れてしまいます。様子を見ながら少しずつ作業してください。
エアマックス90のソール剥がれを補修する手順
ここから実際に行った補修手順を紹介します。

まず、使う分だけアドカラーチューブをパレットへ出します。

筆へ適量の塗料を取ります。
塗料を付けすぎると表面がでこぼこしやすくなるため、少量ずつ使うのがポイントです。

ソールの白い塗装が剥がれている部分へ、アドカラーチューブを薄く塗っていきます。
筆をできるだけ同じ方向へ動かすと、筆跡をそろえやすくなりました。
エアー付近は塗料が透明部分へ付かないよう注意します。心配な場合はマスキングテープで保護してから塗ります。
一度で完全に白くしようとせず、いったん乾かしてから再び薄く塗ります。
今回は薄く塗って乾かす作業を2〜3回繰り返しました。
よりきれいに仕上げるなら表面を研磨する
塗料が固まったら、紙やすりで塗装面の凹凸を少しずつ取り除いていきます。
強く削るのではなく、表面をなじませるイメージで作業しました。
紙やすりが荒すぎたり、力を入れすぎたりすると塗装まで削れてしまいます。削りすぎないよう注意してください。
実際にソールを補修した仕上がり


満足できるところまで表面を整えたら完成です。
黄色っぽく見えていた塗装剥がれが隠れ、ソール全体がかなりきれいな白になりました。
新品のように完全に元通りになるわけではありませんが、今回のエアマックス90では見た目の印象をかなり改善できました。
実際にやって分かった失敗しにくいポイント
- 塗料を一度に厚く塗らない:表面がでこぼこしやすくなります。
- 同じ方向へ筆を動かす:筆跡をそろえやすくなります。
- 一度で仕上げようとしない:薄く塗って乾かす工程を2〜3回繰り返します。
- エアー周辺は必要に応じてマスキングする:透明部分へのはみ出しを防ぎやすくなります。
- 紙やすりは少しずつ使う:削りすぎると塗装まで落ちてしまいます。
ソールの症状によって補修方法は変わる
「エアマックスのソール剥がれ」といっても、状態によって必要な補修は異なります。
- 白いソール表面の塗装が部分的に剥げている
- 塗装が剥げた部分が黄色や茶色っぽく見えている
- 白い塗装を塗り直して見た目を整えたい
ソール素材そのものが黄ばんでいる場合や、ソール自体が靴本体から剥がれている場合は、今回とは別の補修方法が必要です。
また、ソールの「剥がれ」ではなく、かかとのすり減りや削れを補修したい場合はシューグーを使った方法もあります。

エアマックス90のレストアを最初から見る
今回のエアマックス90は、ソール以外も含めて複数回に分けてレストアしています。
まとめ|エアマックス90の塗装剥がれは自分でも補修できた
黄ばみに見えて気になっていたエアマックス90のソールですが、今回の個体ではソール表面の塗装剥がれのような状態でした。
そこでアドカラーチューブを筆で薄く塗り重ね、最後に紙やすりで表面を整えたところ、剥がれていた部分をかなり目立たなくできました。
ポイントは、一度に厚く塗らず、薄く塗って乾かす工程を繰り返すこと。エアー周辺など細かい部分は必要に応じてマスキングすると作業しやすくなります。
今回使ったアドカラーチューブは、一度購入すれば今回のような小さな補修なら繰り返し使えます。
今回レストアしたのは白いエアマックス90です。補修ではなく買い替えを検討している場合は、サイズや販売状況を各ショップで確認してください。






