電気圧力鍋「KPC-MA4」で茶碗蒸しを作ってみた!失敗しないコツと具材の工夫

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電気圧力鍋「KPC-MA4」で茶碗蒸しを作ってみた!失敗しないコツと具材の工夫

茶碗蒸しって火加減がむずかしくて、「す」が入ったり固くなったりしがちですよね。
そこで今回は、アイリスオーヤマの電気圧力鍋「KPC-MA4」蒸し料理モードを使って、すが立たない「ぷるぷる茶碗蒸し」を作ってみました。

鶏皮から取る出汁を使うことで、本格的な味になります!

今回使用するアイリスオーヤマの電気圧力鍋については下記の記事でも紹介しています。

その他レシピはこちら

KPC-MA4で作る茶碗蒸しの材料

4人分の分量です。出汁に鶏皮を使うことでうま味がぐっとアップします。

材料(4人分)分量
鶏皮2枚分
鶏肉(胸肉、もも肉どちらでもOK)小さく切って一つの茶碗にひとかけ程度
3個
600ml
薄口しょうゆ(必須)小さじ2
しょうゆ小さじ1
小さじ1
小さじ1
砂糖小さじ1
ほんだし小さじ1(省略可)
具材(かまぼこ、しいたけ、にんじん、えび、三つ葉など)お好みで(あまり詰め込まない方がいい)

鶏皮は1枚でも構いませんが、2枚あると深みのある出汁になります。
鶏皮を取るために購入した鶏肉を具材にしましょう。余った鶏肉は冷凍して他の料理に使ってもいいですね。
薄口しょうゆが味付けのポイントになりますのでぜひ用意してください。
具材は火を通して食べられるものなら基本的にはなんでもOK。蒸す工程で火が入るので生のまま入れます。

茶碗蒸しを作るのに必要な道具

電気圧力鍋「KPC-MA4」

アイリスオーヤマの電気圧力鍋「KPC-MA4」を使用しています。
これ一台で圧力調理、蒸し調理、低温調理などさまざまな調理に対応しているので助かります。
冬場は鍋モードで鍋料理を作ることも可能。便利です。

漉し器

茶碗蒸し作りには必須の漉し器です。
100均などの漉し器でも問題はありませんが、細かい網目の漉し器を使うとより滑らかですが立たない茶碗蒸しが作れます。

湯呑み

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「KPC-MA4」を使う場合は直径8cm程度の湯呑みで同時に4つの茶碗蒸しが作れました。
直径6cm程度の幅の湯呑みを用意すれば8個くらい作れるようです。(筆者は試していないため自己責任でお願いします。)

KPC-MA4で作る茶碗蒸しの作り方

STEP
鶏皮で出汁をとる
鍋に水600mlを入れて沸騰させ、そこに鶏皮2枚を入れます。

まずは、茶碗蒸しの味のベースとなる出汁を作ります。
鍋に水600mlを入れて沸騰させ、そこに鶏皮2枚を入れます。
中火で5〜6分ほど煮ると、鶏皮からじゅわっと油と香ばしい香りが出てきます。

香りが立ったら火を止め、鶏皮を取り出します。
この出汁が、ほんだしを使わなくても深いコクを出してくれるポイントです。

取り出した鶏皮は、水気をよく切ってフライパンでカリカリに焼けば、おつまみにもなります!

STEP
出汁を冷ましておく

鶏皮を取り出した後の出汁は、粗熱を取ってから卵液と混ぜます。
熱いまま混ぜると卵が部分的に固まってしまうため、ここがなめらか食感のカギです。
常温まで冷ましておくのが理想です。

STEP
卵液を作る

別のボウルで卵3個を割り、泡立てないようにそっと溶きます。
箸を左右に動かすよりも、ボウルを回すようにして溶くと泡立ちを防げます。

冷ました鶏皮出汁を加え、下記の調味料を入れてよく混ぜましょう。

  • 薄口しょうゆ … 小さじ2
  • しょうゆ … 小さじ1
  • … 小さじ1
  • … 小さじ1
  • 砂糖 … 小さじ1
  • ほんだし … 小さじ1(なくてもOK)
STEP
卵液を漉し器で濾す
卵液を漉し器で濾す

すを作らないために絶対必要な工程が卵液を濾す工程です。
ここで余分な空気や卵のからざなどを取り除くことで、すができずに、滑らかな食感の茶碗蒸しに仕上がります。

この作業は2回やってもいいと思います。

STEP
器に具材を入れる

耐熱の湯呑みやカップに、具材をバランスよく入れます。
具材を入れたら、濾した卵液をお玉でゆっくり注ぎ入れ、表面の泡はスプーンで取り除きます。

ここで空気が入ってしまうとすができる原因になるので気をつけてください。

STEP
KPC-MA4で加熱する
電気圧力鍋「KPC-MA4」の内鍋に水600mlを入れ、その上に器を並べ、蓋を閉めます。

電気圧力鍋「KPC-MA4」の内鍋に水600mlを入れます。
その上に器を並べ、蓋を閉めます。

「自動メニュー」 → 「66番」 を選択。
案内通りに蓋についている弁を「排気」にしてください。
調理時間は約25分で、自動的にしっとり火が通ります。

「自動メニュー」 → 「66番」 を選択で茶碗蒸しが選ばれます。

調理が終わったら、自然冷却で5分ほど待ってから蓋を開けると、すが立ちません。

STEP
仕上げて盛り付け

できあがった茶碗蒸しに、三つ葉をのせて完成。
スプーンを入れると「ぷるん」と揺れる、理想的な食感です。

鶏皮の旨味が効いた、やさしい味わい。
子どもから大人まで楽しめる、家庭で料亭のような一品に仕上がります。

茶碗蒸しでよくある質問

茶碗蒸しを作ると「す」が立つのはなぜですか?

卵液に空気が入りすぎていたり、出汁が熱いまま混ぜた場合に「す」が立ちやすくなります。
卵を泡立てないように溶き、出汁はしっかり冷ましてから合わせましょう。
また、調理後すぐに蓋を開けず、自然冷却を5分ほど待つのもポイントです。

電気圧力鍋に茶碗蒸しの自動メニュー番号「66番」がない場合は?

モデルやファームウェアによって番号が異なる場合があります。
その際は「低温調理モード」または「スープ・煮込みモード」で90℃・25分前後を目安に設定すると、ほぼ同じ仕上がりになります。

鶏皮の代わりに市販の出汁を使ってもいいですか?

はい、もちろん可能です。
だし醤油、ほんだし(小さじ1)、白だし(小さじ2)を使うと手軽に作れます。
ただし、鶏皮から取る天然の脂と香ばしさは格別なので、時間があるときはぜひ試してみてください。

電気圧力鍋で茶碗蒸しを同時に何個まで作れますか?

KPC-MA4なら、直径8cm前後の湯呑みを3〜4個まで同時調理が可能です。

残った茶碗蒸しはどう保存すればいいですか?

粗熱を取ってからラップをかけ、冷蔵庫で2日以内に食べきりましょう。
電子レンジで再加熱する場合は、600Wで20〜30秒ずつ様子を見ながら温めるのがおすすめです。

電気圧力鍋で迷ったらレンタルしてみるのもあり!

アイリスオーヤマの電気圧力鍋「KPC-MA4」はとても便利なキッチン家電なので、時短予約調理にも、今のお料理をワンランクアップさせるのにもおすすめです。
とはいえこの手の家電を購入する際は「買っても使うかな?」「本当に便利なのかな?」と悩んでしまうものです。

そんな方には家電のレンタルサービスレンティオがおすすめ!

購入する前にレンタルすることで、実際に購入するよりも安価かつ気軽に家電を試すことができます。
迷ってしまったら実際に試してみましょう!

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まとめ

電気圧力鍋「KPC-MA4」を使えば、難しい火加減や蒸し時間の調整がいらないため、誰でも簡単に“すが立たない”なめらかな茶碗蒸しを作れます。

成功のポイント
  • 鶏皮を煮出して出汁を取る — 香ばしさと深みが違う
  • 出汁は必ず冷ましてから卵と合わせる — すを防ぐコツ
  • 卵液を濾して気泡を取る — なめらかで美しい仕上がり
  • KPC-MA4の自動メニュー「66番」または90℃25分設定 — 失敗しない火入れ

今回紹介したレシピでは、鶏皮から丁寧に出汁を取ることで、ほんだしを使わなくても自然な旨味と香ばしさがしっかり感じられます。卵液をしっかり濾してから調理するだけで、料亭のような口当たりに仕上がるのもポイントです。

アイリスオーヤマの電気圧力鍋「KPC-MA4」は、茶碗蒸し以外にも角煮やプリンなど、手間のかかる和食をボタンひとつで作れる万能家電です。
一台あれば、忙しい日でも栄養バランスの良い食卓を手軽に整えられます。

今回使用した電気圧力鍋について詳しくはこちらから

他のレシピはこちらから