古着屋で1,500円で購入した、ぼろぼろのナイキ「エアマックス90」をレストアするシリーズです。
今回は、スニーカー用クリーナーで洗っても落ちなかったアッパーやTPUパーツ、ステッチの黄ばみを白くする方法を検証しました。
実際に試したのは、オキシクリーン、バイオレットブライト、タラゴ「スーパーホワイト」の3つです。
今回のエアマックス90では、タラゴ「スーパーホワイト」を使った方法が最も白く仕上がりました。
一方、オキシ漬けはほとんど変化がなく、バイオレットブライトは少し白くなる程度でした。黄ばみの箇所や素材によって結果が異なったため、失敗した方法も含めて詳しく紹介します。
- エアマックスの黄ばみを落としたい
- 洗剤で洗っても白くならなかった
- オキシクリーンや黄ばみ取り剤の効果を知りたい
- 白いメッシュ、ステッチ、TPUパーツを補修したい
ナイキ「エアマックス90」レストアシリーズ
- 汚れたナイキエアマックスの洗い方と修復の手順、道具について
- ナイキエアマックスのソール剥がれや黄ばみを修復!
- 黄ばんだナイキエアマックスを真っ白にホワイトニングする
- 汚れたナイキエアマックス白を修復!仕上げとメンテナンス
エアマックスの黄ばみに3つの方法を試した結果
最初に、今回試した方法と結果をまとめます。
| 試した方法 | 使用した箇所 | 今回の結果 |
|---|---|---|
| オキシ漬け | 布製のタン | ほとんど変化なし |
| バイオレットブライト | TPUパーツ | 少し白くなった |
| タラゴ「スーパーホワイト」 | つま先、ステッチ、TPUパーツ、タン | 最も白く仕上がった |
今回最も効果が分かりやすかったのは、タラゴ「スーパーホワイト」で表面を補色する方法です。
ただし、同じ方法がすべてのスニーカーや素材に適するとは限りません。

目立たない場所で状態を確認してから作業してください。
ホワイトニング後のエアマックス90
レストア作業を終えたエアマックス90のビフォーアフターがこちらです。

購入時は全体的に黄ばみや汚れが目立つ状態でしたが、洗浄や補修を重ねることでかなりきれいになりました。
洗っても落ちなかった黄ばみの状態
スニーカーの汚れにはジェイソンマーク「プレミアムシュークリーナー」を使いましたが、今回のエアマックス90では、黄ばみやステッチに残った汚れまでは落とせませんでした。

特に気になったのは、次の部分です。
- 布製のタンに残った黄ばみ
- TPUパーツの黄ばみ
- かかとのパーツの黄ばみ
- つま先のメッシュや白いステッチの汚れ




黄ばみの原因は確認できなかったため断定できませんが、通常の洗浄だけでは改善しない状態でした。そこで、素材ごとに方法を変えて試すことにしました。
効果がなかった方法:タンをオキシ漬けする
最初に試したのは、布製のタンをオキシクリーンへ漬ける方法です。
靴紐の漂白で使ったことがあったため、布部分の黄ばみにも効果があるのではないかと考えました。
タンの部分だけ約3時間漬ける
オキシ液を作り、靴を逆さにして、黄ばみが気になるタンの部分だけを約3時間漬けました。


オキシ漬け後もほとんど変わらなかった
約3時間漬けましたが、今回のタンの黄ばみはほとんど変わりませんでした。

少なくとも今回のエアマックス90では、オキシ漬けだけでタンを白く戻すことはできませんでした。
少し効果があった方法:TPUパーツにバイオレットブライトを使う
次に、黄ばんだTPUパーツへバイオレットブライトを使いました。
筆と使い捨てパレットも用意し、液剤を必要な場所へ塗れるようにします。
バイオレットブライトを筆で塗る
バイオレットブライトをパレットに出し、黄ばみが気になるTPUパーツへ筆で塗りました。

ラップで包み、日なたへ約7時間置く
液剤を塗ったあとは靴全体をラップで包み、日なたへ約7時間置きました。

液剤の使い方や対応素材については、商品の表示も確認して作業してください。
少し白くなったものの大きな変化はなかった
作業後のTPUパーツは、作業前より少し白くなりました。ただし、今回期待していたほど大きな変化ではありませんでした。


作業日は少し曇り気味でしたが、黄ばみの原因自体を特定できていないため、効果が小さかった理由は断定できません。
アウトソールの黄ばみへ使って白くなった事例は、次の記事で詳しく紹介しています。
スニーカーの黄ばみにバイオレットブライトを使ってアウトソールを白く戻す方法
最も効果があった方法:タラゴ「スーパーホワイト」で補色する
今回、見た目の変化が最も大きかったのは、タラゴ「スーパーホワイト」を塗る方法でした。
これは黄ばみを洗浄で落とす方法ではなく、白い部分の表面を補色する方法です。
つま先とステッチへ塗る
まず、汚れや黄ばみが残っていたつま先へ塗り込みました。白いステッチにも塗ることで、かなり白さが戻りました。

TPUパーツへ塗る
次に、黄ばみが残っていたTPUパーツへ塗りました。今回のTPUパーツでは表面へ白色が乗り、見た目が大きく改善しました。

布製のタンへ塗る
オキシ漬けで変化がなかったタンにも使用しました。布部分にも色が入り、黄ばみはかなり目立ちにくくなりました。

ただし、塗った直後は固まった塗料の影響で、表面が多少パリッとした質感になりました。素材によって仕上がりが異なる可能性があるため、最初から広い範囲へ塗らず、目立たない場所で確認するのがおすすめです。
ホワイトニング後のビフォーアフター
黄ばみや汚れが気になる場所へタラゴ「スーパーホワイト」を塗り、今回のホワイトニング作業は完了です。

ビフォーアフターで比べると、つま先、タン、TPUパーツの黄ばみが目立ちにくくなり、スニーカー全体がかなり白く見えるようになりました。
エアマックスの黄ばみを落とすときの注意点
- 黄ばみの箇所と素材を確認して方法を選ぶ
- 洗浄で落とす方法と、白く補色する方法を区別する
- 薬剤や補色剤は、目立たない場所で仕上がりを確認する
- 既に傷んでいる素材へ無理な作業をしない
- 商品の使用方法や注意表示を確認する
今回のエアマックス90ではタラゴ「スーパーホワイト」が最も効果的でしたが、これは黄ばみそのものを除去するのではなく、表面を白く補色した結果です。
素材や劣化状態によっては、色むらや質感の変化が起きる可能性があります。仕上がりを確認しながら少しずつ作業してください。
エアマックスの黄ばみに関するよくある質問
まとめ:黄ばみの箇所と素材に合わせて方法を選ぶ
洗っても落ちなかったエアマックス90の黄ばみに、3つの方法を試しました。
- タンのオキシ漬けは、今回ほとんど変化がなかった
- TPUパーツへのバイオレットブライトは、少し白くなった
- タラゴ「スーパーホワイト」は、つま先、ステッチ、TPUパーツ、タンが白く仕上がった
今回最も仕上がりがよかったのは、タラゴ「スーパーホワイト」による補色です。洗浄しても残った黄ばみや汚れを目立ちにくくしたいときの選択肢になりました。
エアマックス90の洗い方からレストア全体の流れを確認したい場合は、次の記事から順番にご覧ください。

次の工程では、レストア後の仕上げとメンテナンスを紹介しています。

今回使用したエアマックス90






