プラレールのモーター交換方法|おすすめモーター・はんだ付け・ギア組み立てを写真で解説

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電池を入れても走らなくなったプラレールを、自分で修理してきました。

故障箇所の確認、ゴムタイヤ交換、ピニオンギア交換と進め、今回はいよいよギアボックス内部のモーターを交換します。

実際に古い「スーパービュー踊り子」を分解し、ミニ四駆用のパワーダッシュモーターへ交換しました。

結果として再び走るようになりましたが、パワーダッシュモーターはかなり速く、複雑なコースでは脱線しやすかったため、普段使いなら記事内ではトルクチューンモーターをおすすめしています。

今回の結論
  • 古いプラレールのモーターを実際に交換できた
  • この記事ではミニ四駆用モーターを流用した
  • パワーダッシュはかなり速いが脱線しやすかった
  • 普段使いならトルクチューンモーターがおすすめ
  • 交換にははんだ付けが必要
  • ギア配置は分解前・組み立て中の写真を残しておくと分かりやすい

この記事ではミニ四駆用モーターを流用しています。純正モーターへの交換ではありません。また、はんだごては高温になるため、やけどや周囲への接触に十分注意して作業してください。

電池を入れても動かない場合、いきなりモーターを交換するのではなく、まず故障箇所を確認するのがおすすめです。

今回修理するのは古いプラレール「スーパービュー踊り子」

プラレール「スーパービュー踊り子」(旧塗装)の外観
プラレール「スーパービュー踊り子」(旧塗装)
プラレール「スーパービュー踊り子(旧塗装)の側面
プラレール「スーパービュー踊り子(旧塗装)

今回修理したのは「スーパービュー踊り子」(旧塗装)です。

単2形電池を使う少し古いタイプで、電池を入れてもまったく動かない状態で譲り受けました。

動かなかった原因はギアボックス内のモーター付近

動力ボックスで半田付けされていない箇所がありました

分解して確認すると、モーター部分ではんだが片方外れていました。

この部分を正しくはんだ付けし直すだけでも動く可能性がありましたが、せっかく分解したため、今回はモーター自体を新品へ交換しています。

この記事では、ミニ四駆用モーターをプラレールへ流用しました。

プラレールの交換用モーターはどれがおすすめ?

「プラレールのモーター交換は分かったけれど、どのモーターを買えばいいのか」が迷いやすいところです。

今回実際に取り付けたのはタミヤ「パワーダッシュモーター」です。

モーターこの記事での確認状況実際の印象
パワーダッシュ実際に装着手持ちのプラレールで一番速くなったが、複雑なコースでは脱線しやすい
トルクチューン2記事内のおすすめ適度なパワーとスピードで使いやすい印象
ウルトラダッシュ未検証この記事ではプラレールでの挙動を確認していない
覇王70000未検証この記事ではプラレールでの挙動を確認していない
この記事で確認・掲載しているモーターの違い

実際に使ったパワーダッシュモーター

今回初めてパワーダッシュモーターを取り付けてみたところ、手持ちのプラレールの中では一番速く走るようになりました。

ただし、くねくねしたコースなどではコースアウトしやすく、普段使いには少し速すぎる印象です。

普段使いならトルクチューンモーターがおすすめ

速さだけを求めるのでなければ、記事内でおすすめしているのはトルクチューン2モーターです。

適度なパワーとスピードで、パワーダッシュほどコースアウトを心配せず使いやすい印象です。

さらに高速なモーターは未検証

元記事ではウルトラダッシュモーターや、さらに高回転をうたうモーターも掲載しています。

ただし、この2つは筆者がプラレールで実際に試したものではありません。この記事ではおすすめ品として評価せず、掲載していた商品情報のみ残します。

プラレールのモーター交換に必要な道具

  • 交換用モーター
  • はんだごて
  • はんだ
  • はんだ吸取線または吸取具
  • ドライバー
  • グリス
  • 接点復活剤

はんだごて

モーターと電池側の金具を接続するために使います。

今回使用したはんだごてはこちらです。

元記事では、温度調整できるタイプも紹介しています。

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はんだ

はんだ吸取線・吸取具

元のモーターを外すとき、既存のはんだを除去するために使います。

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まとめて揃えたい場合ははんだごてセット

はんだごてを持っていない場合は、はんだや吸取線などがセットになった商品を選ぶ方法もあります。

グリス

ギアボックスを開けるため、組み戻す前にギアへグリスを薄く塗りました。

接点復活剤

今回はティッシュなどへ吹きかけ、金具やパーツの清掃に使用しました。

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プラレールのモーター交換方法

ここから、実際に行ったモーター交換を写真付きで順番に紹介します。

ギアボックスには小さなギアや金具が多数入っています。開ける前・パーツを外す前に写真を撮っておくと、組み戻すときの確認に使えます。

STEP
ギアボックスを開ける
プラレールの動力ボックスはネジ止めされているのでドライバーであけます。
プラレールのギアボックスはネジ止めされているのでドライバーであけます。

ギアボックス側面のネジを外し、2本のツメを外してカバーを開けます。

今回の個体では、未開封のギアボックスはフタが接着されていました。その場合は内部を傷めないよう慎重に開けます。

プラレールの動力ボックスを開けると細かいパーツがたくさん入っているのでなくさないように注意
細かいパーツが多いので、失くさないよう注意してください。
STEP
元のモーターのはんだを取り除く
プラレール既存のモーターと金具が半田付けされているので半田を除去する。
プラレール既存のモーターと金具が半田付けされているので半田を除去する。

十分に温めたはんだごてで、元のモーターと金具を接続しているはんだを溶かします。

溶けたはんだを吸取線などで除去すると、モーターを取り外せます。

プラレール既存のモーターと金具が取り外せました。
プラレール既存のモーターと金具が取り外せました。

取り外したモーターについていたピニオンギアは、新しいモーターへ移植するため残しておきます。

STEP
新しいモーターを準備する

今回はパワーダッシュモーターを使用しました。

はんだ付けする耳状の金具を作業しやすいよう上向きにし、元のモーターから外したピニオンギアを取り付けます。

モーターにピニオンギアを差し込みグリスを塗ります。モーターの金属の部分は左右ともに上向きにしておきます。
モーターにピニオンギアを差し込み、グリスを塗ります。金属の耳は左右とも上向きに。

ピニオンギアには、爪楊枝などを使ってグリスを薄く塗りました。

STEP
パーツを清掃してギアへグリスを塗る
爪楊枝を使ってギアにグリスを塗ります。
爪楊枝を使ってギアにグリスを塗ります。

接点復活剤をティッシュへ含ませ、パーツのゴミやホコリを取り除きました。

ギアにはグリスを薄く塗り広げます。

STEP
ギアボックスの歯車を組み立てる

ここがモーター交換でも特に分かりにくい工程です。

ギアボックスを左右に並べて組み立てていきます。
ギアボックスを左右に並べて組み立てていきます。

左右のギアボックスを並べ、写真を確認しながら歯車を順番にはめていきます。

プラレールの動力ボックスのギアを組み立てる順番1
プラレールの動力ボックスのギアを組み立てる順番2
プラレールの動力ボックスのギアを組み立てる順番3
プラレールの動力ボックスのギアを組み立てる順番4
プラレールの動力ボックスのギアを組み立てた状態1
プラレールのギアボックスのギアを組み立てた状態
プラレールのギアボックスのギアを組み立てた状態2
プラレールのギアボックスのギアを組み立てた状態

ギアの上下や順番だけでなく、スイッチがスムーズに動く位置になっているかも確認します。

左右に入っている重りが動いて組みづらかったため、筆者はセロハンテープで仮固定して作業しました。元記事では木工用ボンドで軽く固定する方法も紹介しています。

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モーター側では、モーターの金具と電池側の金具がしっかり重なるように組みます。

モーターの爪で金具をはさむ
モーターのツメで金具をしっかりはさんでください。
ギアボックスをネジ止めします。
ギアボックスをネジ止めします。
STEP
新しいモーターをはんだ付けする
プラレールのモーター交換、モーター部分を半田付けします
プラレールのモーター交換、モーター部分を半田付けします

ギアボックス上部から見える、モーターの金属部分と電池側金具が重なる場所をはんだ付けします。

左右とも固定します。

プラレールのモーター交換、左右とも半田付けできました!
プラレールのモーター交換、左右ともはんだ付けできました!
STEP
シャーシへ戻して動作確認する
プラレールのモーター交換、シャーシとギアボックスの組み立て
プラレールのモーター交換、シャーシとギアボックスの組み立て

シャーシへ車輪とギアボックスを戻します。

電池金具とギアボックスから出ている金具が確実に接触していることを確認します。

プラレールのモーター交換、電池を入れて走るか確認!
プラレールのモーター交換、電池を入れて走るか確認!

電池を入れてスイッチをオンにし、モーターが回れば交換作業は完了です。

モーターを交換してもプラレールが動かない場合

モーター交換後も動かない場合は、元記事で次の点を確認しています。

  • 電池が切れていないか
  • 電池金具に錆や腐食がないか
  • 金具類がギアボックスまで確実につながっているか
  • モーター部分が正しくはんだ付けされているか

特にはんだが浮いていたり、接続できていなかったりする場合は、接続部分を確認します。

電池金具の錆が原因の場合は、別の記事で実際の修復方法を紹介しています。

ゴムタイヤやピニオンギアも劣化しているなら一緒に確認

今回の車両では、モーターだけでなくゴムタイヤやピニオンギアも交換しています。

車輪が空回りする場合はこちらです。

車軸側のギアが割れている場合はこちらで交換しています。

古い単2形プラレールの電池を使いやすくする方法

今回修理したスーパービュー踊り子は単2形電池を使う古いタイプでした。

元記事では、単2形サイズのスペーサーを使って単3形電池を利用しています。

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充電池を使う場合の選択肢として、元記事ではエネループの充電器セットも紹介しています。

動かない中古プラレールを自分で直すという選択肢

メルカリで不動車を探すのもおすすめです。

新品だけでなく、中古の動かないプラレールを購入して自分で直す方法もあります。

今回のスーパービュー踊り子も、モーター・ギア・ゴムタイヤを交換することで再び走るようになりました。
修理できるようになると、すでに生産終了している車両などを再び走らせられる可能性があります

プラレールのモーター交換でよくある疑問

プラレールのモーター交換にはどのモーターがおすすめですか?

今回実際に使ったパワーダッシュモーターはかなり速くなりましたが、複雑なコースでは脱線しやすくなりました。元記事では、普段使いなら適度なパワーとスピードのトルクチューンモーターをおすすめしています。

プラレールのモーター交換にははんだ付けが必要ですか?

今回修理したスーパービュー踊り子では、モーターと電池側の金具を接続するためにはんだ付けを行いました。

古いプラレールでもモーター交換できますか?

今回の単2形電池を使う古いスーパービュー踊り子では、実際にモーターを交換して再び走らせることができました。ただし、ほかの年代・構造の車両も同じとは限りません。

モーターを交換しても動かないのはなぜですか?

今回の記事では、電池切れ、電池金具の錆や腐食、金具の接触、はんだ付けを確認ポイントとしています。モーター以外が原因の可能性もあるため、故障箇所を切り分けて確認します。

プラレールのモーターの寿命はどれくらいですか?

この記事ではモーターの使用時間や寿命までは測定していません。動かなくなったからといってモーターが原因とは限らないため、交換前に電池・金具・ギアなども確認しています。

ギアボックスを元に戻せるか不安です

この記事では組み立て順を写真で残しています。分解する自分の車両でも、ギアを外す前にスマートフォンなどで配置を撮影しておくと確認しやすくなります。

まとめ|プラレールのモーター交換はモーター選びとギア配置がポイント

動かなくなった古いプラレール「スーパービュー踊り子」のモーターを、実際にミニ四駆用モーターへ交換しました。

今回の流れは、故障箇所を確認→ギアボックスを開ける→元のモーターを外す→新しいモーターとピニオンギアを準備→ギアを組み直す→はんだ付け→動作確認です。

パワーダッシュモーターではかなり速くなりましたが、コースアウトしやすくなったため、普段遊ぶなら記事内ではトルクチューンモーターをおすすめしています。

まず交換用モーターを選ぶならこちらです。

モーターだけでなく、ゴムタイヤ・ピニオンギアまで含めて順番に修理する場合は、故障箇所の確認から始めてください。