知人から「UGGのスニーカーをきれいにしてほしい」と頼まれ、実際にクリーニングしたのがUGG「LA Cloud Low(LA クラウド ロー)」です。
このスニーカーは、キャンバスとスエードを組み合わせたアッパーに、特徴的な大きなソールを合わせたモデル。普通のキャンバススニーカーのように丸ごとつけ置きするのは不安だったため、靴紐・アウトソール・アッパーを分けて洗いました。
結論からいうと、素材ごとに道具と洗い方を変えることで、土埃や黒ずみが目立っていた状態からかなりきれいにできました。この記事では、実際に使った道具と洗った手順、スエードを濡らしすぎないために気をつけたことまで写真付きで紹介します。
- 靴本体は丸ごとつけ置きせず、部分ごとに洗う
- 白い靴紐は外してオキシクリーン+ウタマロ石けんで洗う
- アウトソールは硬めのブラシ、スニーカー用消しゴム、ステインリムーバーを使い分ける
- スエードとキャンバスのアッパーは、洗剤を泡立てながらブラッシングしてすぐに水分を拭き取る
- 洗浄後は直射日光を避け、風通しの良い日陰で自然乾燥する
自宅で洗うのが不安な場合は、最初から専門クリーニングへ任せる方法もあります。特にスエードなど異素材を組み合わせた靴は、無理に洗って状態を悪くするより、相談できるサービスを使うほうが安心です。
自宅でスニーカーを手入れをするのは、時間もお金もかかるし面倒…という方におすすめなのが靴クリーニングの専門店『Kutoon Wash(クトゥーンウォッシュ)』です。
LINEでスニーカーの状態の写真を送るとクリーニングでキレイになるか、どんなオプションが最適か教えてもらえるので安心です。納期も短いのでキレイになったスニーカーがすぐに返送されてくるのも◎です!
今回洗ったUGG「LA Cloud Low(LA クラウド ロー)」
今回洗ったのはUGG「LA Cloud Low」です。大きく波打ったようなアウトソールが特徴で、アッパーにはキャンバスとスエードが使われています。
この異素材の組み合わせが、今回の洗い方で一番気をつけたところです。白い布部分だけを見るとつけ置きしたくなりますが、靴本体は素材への影響を避けるため丸ごとのオキシ漬けはせず、場所ごとに洗っています。
洗う前の状態を確認

全体的に土埃のような汚れが目立っています。特に白いキャンバス部分は黒ずみが分かりやすい状態でした。

タンにもシミのような汚れがあります。布部分はしっかり洗いたいところですが、周囲にスエードがあるため、靴本体をつけ置きするのは避けました。
今回のようなスエードとのコンビ素材では、靴本体のオキシ漬けは行っていません。スエードの色移りや風合いの変化が心配なので、白い靴紐だけを外して別に漬け置きします。

かかとのアウトソールには、擦ったような大きめの傷もありました。

アウトソールの裏側にも汚れがたまっています。この部分は素材をあまり気にせずブラシでしっかり洗えるので、先に汚れを落としていきます。

ミッドソールには履きジワに沿ったようなヒビ割れもあります。洗浄後、この部分は補修しました。

靴紐もかなり汚れていました。こちらは白い靴紐なので、靴本体から外してオキシクリーンで漬け置きします。

UGGのスニーカーを洗うために使った道具
今回の中心になる洗剤はジェイソンマーク「シューケア キット」です。キャンバスとスエードの両方があるため、靴本体はこのクリーナーで部分的に洗いました。
私自身、いろいろなスニーカーを洗う中で使ってきましたが、ジェイソンマークは洗剤とブラシをまとめて用意できるので使いやすいと感じています。今回のような異素材のスニーカーでも、濡らしすぎないように部分洗いしやすいのが便利です。
ジェイソンマークにはセット違いもあります。クリーナー類をまとめて揃えたい場合は、既存のセット商品も選択肢になります。
ジェイソンマーク自体の使い方を詳しく確認したい場合はこちらの記事で紹介しています。

白い靴紐用:オキシクリーンとウタマロ石けん
白い靴紐は、オキシクリーンで漬け置きしたあと、汚れが残った部分をウタマロ石けんで洗いました。靴本体ではなく、外した白い靴紐だけに使っています。
アウトソール用:硬めのブラシ・消しゴム・ステインリムーバー
アウトソールの泥汚れには硬めのブラシを使いました。それでも残る黒ずみは、スニーカー用消しゴムやステインリムーバーで少しずつ落としています。
スニーカー用消しゴムは、既存記事で紹介している次の2商品も候補です。
細かい部分の汚れにはM.モゥブレィのステインリムーバーを使いました。既存記事では60mlと300mlのRinker商品を登録しています。
頑固な布汚れ用:Nellie’s「WOW STICK」
タンやつま先のキャンバス部分に残った汚れには、Nellie’s「WOW STICK」を使いました。今回、特に落ちにくかった汚れに使って効果を感じたアイテムです。
仕上げ用:アドカラーとスエード用防水スプレー
洗浄後、ミッドソールのヒビ割れにはコロンブス「アドカラーチューブ(白)」を使い、最後にスエードにも使える防水スプレーで仕上げました。
UGG「LA Cloud Low」の洗い方|まず靴紐を別に洗う
最初に靴紐を外します。白い靴紐はオキシクリーンで漬け置き→ウタマロ石けんで部分洗い→自然乾燥の順で洗いました。
1. 靴紐をほどく

結び方を忘れそうな場合は、外す前にスマホで写真を撮っておくと戻すときに迷いません。
2. オキシクリーンをぬるま湯に溶かす

今回は手頃なバケツにオキシクリーンを入れ、40℃前後のぬるま湯を注いで溶かしました。

3. 靴紐を約2時間漬け置きして、よくすすぐ

今回は約2時間漬け置きしました。終わったら液を捨てて、洗剤が残らないようにしっかりすすぎます。
4. 残った汚れをウタマロ石けんで洗う

漬け置き後も汚れが気になる部分は、ウタマロ石けんを付けてブラシで洗います。終わったらもう一度しっかりすすぎます。
5. 風通しの良い日陰で自然乾燥する

洗い終わった靴紐は、風通しの良い日陰で自然乾燥しました。

一日ほど自然乾燥すると、かなりきれいになりました。白い靴紐だけを詳しく洗いたい場合は、こちらの記事でも手順をまとめています。

アウトソールの洗い方|泥汚れをブラシで落とす
靴紐を外したら、次はアウトソールです。ここはウタマロ石けん+硬めのブラシを中心に使い、それでも残る汚れだけを消しゴムやステインリムーバーで落としました。
1. ぬるま湯と硬めのブラシを用意する

今回は40℃前後のぬるま湯と、ウタマロ石けん、硬めのブラシを用意しました。靴本体を水に浸すのではなく、ブラシ側に水分を取って洗っていきます。
2. ウタマロ石けんを使ってアウトソールを磨く

アウトソールにウタマロ石けんを付け、泡立てるようにブラシで磨きます。途中でタオルを使って水分や汚れを拭き取り、バケツの水が泥で汚れたら交換しました。

3. 残った黒ずみはスニーカー用消しゴムで落とす
洗剤を拭き取っても残ったアウトソールの黒ずみには、スニーカー用消しゴムを使いました。表面を少しずつこすることで落ちる汚れがあります。
4. 細かい汚れはステインリムーバーで仕上げる
消しゴムでも届きにくい細かな部分には、M.モゥブレィ「ステインリムーバー」を布に取って使いました。いきなり広い範囲に使わず、汚れを見ながら少しずつ作業しています。
スエード+キャンバスのアッパーを洗う
アウトソールが終わったら、いよいよアッパーです。今回のLA Cloud Lowはスエードとキャンバスのコンビなので、靴全体を水に浸さず、ジェイソンマークを泡立てて部分洗いする方法にしました。
1. 新しいぬるま湯とジェイソンマークを用意する

アウトソールを洗った水は使わず、新しいぬるま湯へ交換します。泥汚れをアッパーへ移さないためです。
2. ブラシを濡らして洗剤をなじませる

ブラシをぬるま湯になじませたら、余分な水分を切ります。ここでもスニーカーを必要以上に水浸しにしないように進めました。

3. 泡立てるようにブラッシングして、すぐ拭き取る
ブラシにクリーナーを数滴垂らし、泡立てるように円を描きながらブラッシングします。タンやつま先のキャンバス部分を中心に、汚れを見ながら洗いました。

ブラッシングした場所は、洗剤や水分が染み込みすぎないうちにタオルで拭き取ります。汚れの落ち具合を見ながら、必要な場所は2〜3回繰り返しました。
4. キャンバスに残った汚れはWOW STICKで部分洗い

タンやつま先のキャンバス部分には、ジェイソンマークだけではうっすら汚れが残る場所がありました。そこでNellie’s「WOW STICK」を汚れが気になる部分だけに使い、ブラッシングしてから泡を拭き取っています。
今回のクリーニングでは、このWOW STICKを使ったあとにつま先の汚れがかなり目立ちにくくなりました。
5. 風通しの良い日陰で自然乾燥する

洗い終わったらタオルでできるだけ水分を取り、風通しの良い日陰で自然乾燥します。乾燥を急いで強い熱を当てるのではなく、時間をかけて乾かしました。
スエード素材のスニーカーを洗った別の実例はこちらでも紹介しています。

乾いたらソール補修と防水スプレーで仕上げる
ミッドソールのヒビ割れをアドカラーで補修

乾燥後、ミッドソールにあったヒビ割れはコロンブス「アドカラーチューブ」を使って目立ちにくくしました。ここは洗い方とは別の補修作業になるため、詳しい手順は別記事にまとめています。


最後にスエード用の防水スプレーを使う
最後に靴紐を戻し、スエードにも使える防水スプレーで仕上げました。既存記事では、色の付かないタイプを選んでいます。
今回は靴から20cmほど離して全体に散布し、自然乾燥させてからもう一度施工しました。防水スプレーは商品ごとに使用方法が異なるため、実際に使う製品の説明も確認してください。
UGG「LA Cloud Low」を洗った結果

ビフォーアフターで比べると、全体的にかなりきれいになりました。アフター写真を撮るときに靴紐を結び直すのを忘れてしまったのですが、靴紐自体も別洗いできれいになっています。

特に手こずったのは、つま先のキャンバス部分です。ジェイソンマークで全体を洗ったあと、残った汚れへWOW STICKを使ったことで仕上がりが良くなりました。
今回のようにスエードとキャンバスが組み合わされたスニーカーでも、全部を同じ方法で洗うのではなく、素材と場所に合わせて洗い方を変えることでケアしやすくなります。
自分で洗うのが不安なら靴クリーニングも選択肢
今回は自宅で洗いましたが、スエードの色落ちや型崩れが心配な靴、失敗したくない大切なスニーカーは専門店へ相談する方法もあります。
スニーカーを洗うのが面倒な場合
自宅でスニーカーを手入れをするのは、時間もお金もかかるし面倒…という方におすすめなのが靴クリーニングの専門店『Kutoon Wash(クトゥーンウォッシュ)』です。
LINEでスニーカーの状態の写真を送るとクリーニングでキレイになるか、どんなオプションが最適か教えてもらえるので安心です。納期も短いのでキレイになったスニーカーがすぐに返送されてくるのも◎です!
UGGスニーカーの洗い方でよくある疑問
まとめ|UGGのスニーカーは素材ごとに洗い分ける
UGG「LA Cloud Low」を実際に洗ってみて、ポイントになったのは靴紐・アウトソール・アッパーを分けて考えることでした。
- 白い靴紐は外してオキシクリーン+ウタマロ石けん
- アウトソールはブラシを中心に、残った汚れだけ消しゴムやステインリムーバー
- スエード+キャンバスのアッパーは丸ごとつけ置きせず、クリーナーで部分洗い
- 落ちにくいキャンバス汚れはWOW STICKを部分的に使用
- 仕上げは自然乾燥後に補修と防水スプレー
スニーカーの素材や汚れ方によって正解は変わりますが、今回のLA Cloud Lowはこの方法でかなりきれいになりました。無理に一気に洗うより、状態を見ながら少しずつ進めるほうが扱いやすいと思います。
スニーカーの洗い方やメンテナンスをまとめて確認したい場合は、こちらの記事も参考にしてください。















